mont-bell の被災地支援活動
今夜のテレビ東京、『ワールドビジネスサテライト(WBS)』で mont-bell の被災地支援活動が取り上げられていました。
南阿蘇店がフロントになってテントとシュラフとマット(インナーマット?)の無料貸し出しをしているとのことです。
大企業法では余裕で大企業の定義に収まる mont-bell ゆえに企業体力の成せる側面もあるとは思いますが、今回の被災地支援活動は、ベンダーやサプライヤーが商品を拡販する上で、商品の無償貸し出しやノウハウの無償提供が当たり前になりつつある現在の世の中で、穿った見方をすれば将来の見込み顧客に対しての無償サービスにもつながるよな、、などと思いながら経済ニュースを見ていた私でしたが、善意での無償レンタルと、そもそも被災地において被災者の方々と企業が WIN-WIN の関係を目指す心の余裕なんてあるわけもなく、私はニュースを見ながらとても恥ずかしい気持ちになりました。
mont-bell の社員の方曰く「被災地支援の使命を感じて今回の無償サービスを始めた」そうです。
被災者の方々の中で、建物の中に避難することに不安を感じている方々や、家族がいるのでプライバシー空間を必要としている方々で、車中泊をしておられる方々は多いそうです。
そういった方々の中でエコノミー症候群が増加しており、mont-bell の活動はそれらを解決する手段を無償提供しているとのレポートでした。
現地では物流が思うように機能していないため、mont-bell は自社で直接現地に運び入れてテントやシュラフを提供しているそうです。
mont-bell の活動を客観的に評価することは簡単かもしれませんが、現地ではこんなふうに全力で支援活動をしている企業もあるのだな、とテレビの前で頷いた私でした。
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