パピヨン（♂）と行くキャンプ

前回は前置きが長かったので、今回は早々に本題へ。

その前に今回投入した新しいキャンプギアを紹介します。紹介するほどの物でもないですけど。


SOUTH のピロー 1 つでした（笑）。
私のピローが空気漏れをしたので買い換えました。
これは少し大きいのですが、低反発枕で普段でも全く違和感なく使えます。
袋に収納する時はピローを二つ折りするだけ（笑）。いやいや、この枕は好きです。


・・・さて、翌朝はワン吉に起こされて 6 時に目を覚ましました。




ワン吉はアメドの中にもう一つ犬用テントを入れて、そこで寝かせています。
寝る時は勝手にテントに入ってくれるので、起きる時も勝手にテントから出てもらっています。





朝はテントとタープがビッシリ結露していました。

前夜・・きれいだった星空とは逆に、GW とは思えない肌寒さでした。

お昼はメッシュ地の T シャツだけで十分だった外気温が、夜は長袖のパーカー（近所の安いお店で 1,900 円くらいで買った和柄の、田舎ヤンキーっぽいパーカー。これが暖かい！）を羽織っただけでは耐えられず、家内からウィンドブレーカーを 1 着借りて、さらにカイロを付けて 22 時くらいまで外にいた後、10 度くらいまでは耐えられるモンベルのマミー型シュラフの口を固く閉じて中に潜って寝ました。





・・それが 6 時を回ったら既にアメドの中にいることが嫌になる暖かさ。。

今年の GW は寒暖の差が激しかったです。



朝食は前夜の残りとパンとコーヒーでした。

朝食後は、しばらくのんびりしました。


上の写真では見えづらいのですが、ミツバチが群れで活動していました。
観察しているとよく働いています。
ミツバチは成長すると 1 ヶ月間は蜜を集める仕事をして、次の 1 ヶ月は巣を守るそうです。それで一生を終えるそうです。

座ってくつろいでいると、目の前をアブが羽音を立てて横切る・・・。でもアブは我が家には目もくれず、我が家の目の前が普段の “ 飛行ルート ” であるかのような感じで、そう思えてくると特段気にならなくなりました。



ワン吉くんは相変わらず（ ↑ ）こんな状態でした。
休日に私と散歩をすると、大人の足で最低でも 7,000 歩、多い時で 10,000 歩を超えるくらい私を歩かせるパピヨンが、おそらくキャンプでも初めて朝の散歩も嫌がり、ひたすら寝ていました。


なので、私はワン吉を連れて行かず娘と 2 人、山椒が自生している場所に行きました。
山椒は自由に採ってよいとの農園さんのお話でした。




森の中で籾殻（もみがら）が敷き詰められた道を歩きます。
籾殻は時間が経つと土に帰るのだろうな。





山椒の葉を採取して香りを嗅ぐと・・おお～っ、まさに山椒だ！

山椒は栽培するには環境づくりが難しいそうで、これは野生のものです。
タケノコの調味料として農園のオーナーさんから勧められたので、自宅に持ち帰りました。



山椒の木がある場所から顔を左に向けると、猪の罠がありました。


10 時半になってそろそろ少しずつ片付け始めた時に、昨夜あまり使い物にならなかった梨の枝の束がけっこう残っていることに気付いて、私は何を考えたのか、火起こし器で燃やし尽くすことにしました。


1 時間かけてひたすら火起こし器に梨の枝を投入。。
火にかけると水分を含んだ梨の枝は少しの間僅かに蒸気を出しました。

その後は意外によく燃えて、燃えカスもきれいな灰になりました。
両腕に抱えるほどの梨の枝は、灰になったらかなり少量になりました。後は水分だったのかな？

ここで安直に思ったことは、ネイチャーストーブを楽しむにはスノーピークの焚き火台が一番燃焼効率が高いかもな、ということでした。我が家のキャンプギアでは、水分を含んだ生木を焚き火の燃料にするには火起こし器の中に入れないと難しい「かも」しれません。




撤収前の昼食は出来合いのピザ 3 種類でした。まあ、我が家のキャンプ飯なんて毎度こんなものです。それが私のソロになると、もっと適当です（汗）。




昼食の後、農園のオーナーさん（有名大学卒のリケジョ）と娘の夏休みの自由研究のネタ相談などでいろいろお話しさせて頂きました。



その後で私一人、「オレって、自分のやりたい人生を送れているのかな？」と黙って考え込む時間がありました。

こちらのオーナーさんは農園を拡大して、地域の方々に農機の操作ご指導などもしておられます。
猟師さんや馬具の元装蹄師さんに、ご近所の農家さんなど、私から見れば違う業界の特別なお知り合いもおられます。
様々なイベントを主催したり出店したりもして、地域への貢献もしておられます。
昼でも人工的な音が少ない場所に移り住んで、通勤圏に残った豊かな自然の知識も豊富です。
私よりもずっと年下のかたですが、ご本人の生き方がとても素敵に感じられました。


40 歳を過ぎると（→ あ、また私の話です）、企業マンはだいたい定年までに自分が辿り着く位置、今いる場所で目標としなければならない位置は嫌でも想像出来るようになります。70 歳過ぎまでの自分の生き方は、ある程度プランなり想像なりしていて、おそらくそんなふうになるのだろうなとも思います。

それが悪いことだとは思いませんし、家庭に現金を入れなければならない自分の役割や、子供に親としての生き方（背中しか見せていないような気もしますが）を見せなければならないことも当然理解はしています。ある意味当たり前のことだとも思います。

当然理解はしていますが、それだけでイイのかな？どこかでリスクに対して自分の人生の範囲が守り主体というか、与えられた世の中の流れみたいな中でのみ作られた視野とか思考になっていないのかな？いや、あるよな。

大学を卒業して企業に就職して、今の仕事は嫌いではないけど、ただ、本当に苦労して “ 自分自身に対する価値 ” を生んだ経験って、オレはあるのかよ、、と思うところは、特に最近考えてはいまして、

そこに私が生き方を尊敬する 44 歳現役プロボクサーにしてタイの 2 階級制覇チャンピオン、立派な経営者で慶応大学にも通われて、ご自身の日常生活に様々なエンターテインメントも取り込まれている恵良敏彦さんの人生の「走り方」を思い出して、


まず出した結論は、英語をやり直すか！でした。

で、その場で家族に「英語をやり直す。過去にやったことを復習するのなら簡単なはずだろ。覚えること自体は “ 作業 ” だ」とイージーな宣言をしました。

※別に転職したいわけではありません。嫌味なくらい偉そうに宣言した結果は後述します（ ↓ ）。


で、14 時過ぎに農園さんを後にして帰宅。
帰宅後はテレビで競馬中継を観た後に娘と私とワン吉は寝落ちして、20 時に起きたらワン吉が散歩に連れていけと言うので散歩に出かけました。


いつものワン吉に、ほぼ戻っていました。



散歩から帰った後、家内に作ってもらったタケノコの山椒和えがとてもまいう～でした。




GW 明け翌日に英会話のテキストを買って今さらながら英語を習い始めたのですが、

> 過去にやったことを復習するのなら簡単なはずだろ。覚えること自体は “ 作業 ” だ

訂正します。英文のポイントを外人さんが早口（？）で、英語で解説かよ・・復習でもないし、作業でもないじゃん。
うわっ、、早々に前回を撤回します。。もともとベースなんてなかった英会話初心者だったことを自覚しました。。。

もっと謙虚にならないとダメですね。。。