涸沼自然公園キャンプ場【つらかった】 2015.05.03~2015.05.04(その2)

SDI

2015年05月06日 06:18

前回の続きです。




フリーサイトの真ん中しかテントを張れなかった我が家は、夕食を済ませた 20 時以降に我が家を含むテントの周りで叫び声を上げながら走り回る 5~6 人くらいの(見た目)幼稚園~小学校低学年の子供達と、前回の日記の終わりに少し書きましたサッカー少年達に悩まされました。いずれもグルキャンの方々のお子さん達でした。

特にはしゃぎ回っての叫び声は悲鳴や絶叫のようなカナキリ声、さらにオートサイトを挟んだ向こう側にあるフリーサイトからも複数の子供達の絶叫がキャンプ場内に響いていました。
キャンプで必要なものは一通り揃っている恵まれた環境の涸沼自然公園キャンプ場ですが、GW 真っ只中のここに癒しとか落ち着きはなく、とにかく頭が痛くなるようなキーの高い大声とすぐ近くを走り回るバタバタとした足音。


そのうち大人が一人加わりまして鬼ごっこを始めたところで、私は「無理!」と立ち上がりまして、時間も時間だし、もう少し声のトーンを下げてもらえないか、ということを大人のかたにお話ししました。これで収まるかな、と思っていたのですが、21 時を過ぎて、また子供達だけが叫び声を上げながら走り回る状態に。

これがもしフリーサイトに大勢のキャンパーさん達で賑わう「森のまきば」だったら、21 時を知らせる場内放送が流れて一斉に静かになる・・・GW はそうでもないのかな?因みに涸沼自然公園の消灯は 22:30 ですが。。。


絶叫グループに娘が仲間入りをしようとしたので、注意に行こうとした家内を止めて私が娘を注意しました。

「子供が何時まで起きているんだ、もう歯を磨いて寝ろ。明日朝から遊ぶんだろ?」

私が娘を注意する声が聞こえたようで、サッカー少年達も自分達のテントに戻り(って随分離れた場所から来ていたんだな・・)、絶叫グループは父親らしきかたが一人「ほらぁ、もう静かにしなさい」と注意を始めたのですが、離れたところで座ってくつろぎながら注意しても何の効果もないし。。。子供に愛情があるなら自分が出てこいと言いたかったのですが、別の親御さん達も大して変わらず。
「自分達はグルキャンの夜を楽しむから、子供達どうしは子供達どうしで自由に遊べ」的な混沌とした夜。近所に民家があったら地元の人にとっては最悪な夜だろうな。

22 時頃に幼稚園の年長くらいの女の子が我が家のサイトに入ってきまして「これ、提灯?」と言いながら提灯を触り始めました。おいおい、この子の親はどこにいるんだよ。。。お宅の可愛い娘さん、深夜にリアルタイムで行方不明ですよ。


消灯後、さすがに少し静かになりまして大人の時間になりましたが、一日疲れた私はベンチで少し寝落ちした後テントで寝ました。家内の話では 23 時を過ぎても一部で子供達の遊ぶ声が聞こえていたとのことでした。娘の話では、シュラフに入っても、しばらくはうるさくて眠れなかったそうです。




翌朝は雉(キジ)の鳴き声で 4 時半に目を覚ましまして、焚き火をしました。この付近は野生の雉を多く見ることが出来ます。コイツらの声もうるさいですが(笑)。

テント前室のドアパネルを上げたまま寝られたキャンパーさんは、インナーテントが確実に結露するだろうなあ・・余計なお世話か。そんな感じのキャンパーさんが多く見られたのは、 GW を家族と外で過ごしたいという、まあそれは我が家も変わりませんけれども。。。







家族と 6:30 頃に朝食を済ませたら園内を少し散策しました。








広くて景観も良い公園です。



ちょっとした遊具施設もありますし、






涸沼も一望出来ます。
キャンプ場として惜しかった点は湖畔ではなく園内の丘を越えた反対側に涸沼があることです。


昨日の疲れが完全に抜け切らなかった私は、歩く足が重かったです。

まだつづく。


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