【避暑キャンのつもりが雨キャン】わらび平森林公園キャンプ場 2017.07.22~07.23(その2)

SDI

2017年07月25日 00:27

暑い時期に涼しい場所でキャンプは最高ですね!


・・・雨にさえ降られなければ。


前回の続きです。


日が暮れる前にアメドの中で少し寝た後、私はワン吉の散歩に場内を歩きました。

雨がやんだ後に管理棟目の前の展望デッキから、眼下に広がった美しい雲海と角落山(つのおちやま)をしばらく眺めて癒されました。




管理棟で 500 円で買える薪。ギッシリ詰まって一束 500 円でした。



ナラ薪ではなく火点きが良くて軽い杉薪です。
量が多いので思っていたよりも長く焚き火に使えました。

山の中のキャンプなので虫除けに焚き火は重宝します。


加えて森の中のキャンプ場でも風が程よく通りました。




到着早々の本降りの雨で少し湿気た薪は火点きが良くなかったのですが、点いた後は良く燃えました。

夜に雨がやんだことはラッキーでした。





焚き火で蛾を追い払った後は夕食。
寒いので裏起毛の上着を着てインスタントの味噌ラーメンで鍋にしました。


夕食の後は消灯時刻の 22 時にランタンの灯りを消して、私一人静かに焼酎を楽しんで 23 時前に就寝しました。

細かく砕かれた砂利が敷かれたサイトは、寝る上で固い芝サイトよりも良かったかもしれません。涼しさもあって熟睡出来ました。


・・・翌朝は 5 時に一度、トイレに目を覚ましました。







7 月下旬にも関わらず、気温は 15 度、吐く息が少し白かった場内でした。


この後二度寝をして 7 時に起床しました。



1 時間に 3mm の雨は、タープの上に水溜りを作るのに十分な降水量でした。

12 時チェックアウトの場内で、晴れていたら場内の釣堀でニジマス釣りを楽しみたかった娘にとっては残念だったかもしれません。。





朝食の後は、寒いのに外に出たがるワン吉に上着を着せて、私は娘と散歩に行きました。






展望デッキから、自分と同じ目線かそれよりも下に見えた雲海。小学生の夏休みの思い出に少しは貢献出来たかもなw、と私は内心、自画自賛してみました(笑)。


散歩を終えたのが 10 時頃で、そろそろ撤収作業を始めるかな、と小雨の中で気が重かったのですが、仕方なく撤収に取り掛かりました。







11:40 に管理棟でチェックアウトを済ませて(料金は後払いです)、山霧が濃くなって帰りの下りの山道が不安になりながら、高崎市内に向かって山を下りました。


帰り道で気付いたこと・・・


アクセルを踏まなくても、ブレーキをかけなければ時速 90km くらいになってしまうな、という勾配を行きは上っていたんだと、前日のガソリン消費の早さに驚いた理由に納得して、殆どブレーキだけで民家のある里から、それより先まで車を走らせました。


途中で小栗忠順(おぐり ただまさ)の墓という矢印の付いた看板と、矢印の先にあるお寺を横目に通り過ぎました。

帰宅した後に小栗忠順がどんな人なのかを調べてみて、幕末の日本の経済、軍事の発展に大きく貢献した凄い人だということを知りました!

神田駿河台で生まれた忠順は、明治政府によって群馬の山間に地に追われ、最期は未だに根拠がはっきりとしない理由で、この地で斬首となったことに、次回わらび平に行く際には、彼のお墓参りをしたいと思います。

司馬遼太郎が彼を「明治の父」と称した、いや本当に忠順がいなければ現在の日本経済の発展はありえなかった(はずな)だけに、山間部でひっそりと眠っている日本の歴史から消された存在の偉人には哀悼の意を捧げたいです。


今の幸せな自分の生活があることは、お世辞抜きに彼の天才的な発想と努力が少なからずあって、事実彼の恩恵を受けていると私は思いました。



・・・高崎市内に下りてからは、前日の渋滞は慢性的なものだろうな、と感じたので、途中で市内を流れる烏川沿いに国道 17 号を南下して、関越道藤岡 I.C. から高速に乗りました。


帰り道は楽でした。

私が埼玉県人で関越道周辺地域は子供の頃から知っていることもあるとは思いますが、関越道で東京や埼玉からわらび平に行くのは、山奥のキャンプ場だと想像するほどにはアクセスは悪くないかもしれません。




帰り道の休憩は関越道上里 S.A.のみで、ここでランチにしました。



ランチは焼きたて、アツアツのパンを食べました。
「上里」という焼印が押されたアンパンは、生地が餅とそっくりで驚きの食感でした。



上里 S.A. で家内は今夜の夕食の食材(お土産)を買いました。

特に “おやき” はとっても、と~っても、まいう~でした!

美味しいものが沢山あった上里 S.A. だったのですけど、


とにかく蒸し暑い!


・・雨でも涼しいわらび平に戻りたかったです(笑)。


関越道~外環道を通って楽に帰宅した後は、雨撤収したギアのメンテ。




雨撤収のおかげなのか(笑)念入りにメンテをしたので、次回のキャンプでは気持ちよくギアを使うことが出来るはずです。






帰宅して、晴れて蒸し暑い自宅周辺をワン吉と散歩して、散歩の後はわらび平でお土産に頂いたスパムと、上里 S.A. で家内が調達した食材をお酒のおつまみに家族皆で幸せな気分になって、「少し遠くても付加価値(オマケ)のたくさんあるわらび平に、近いうちにまた行こう」という意見で一致しました。

わらび平は夏の避暑キャンプにオススメです。

子供にとっては場内の施設だけで十分に楽しめますし、女性にとっては特に嬉しいと思いますが清潔なトイレがあって、炊事場も大きくて、車が乗り入れられるオートサイトなだけでなく、オッサンな私にとっては生ビールをビールサーバから抽出して飲める(もちろん有料です)嬉しいかもしれないキャンプ場で、夏に「涼しい場所で快適にライトなアウトドアを楽しみたい!」というキャンパーさんには間違いなくオススメ出来る高規格のキャンプ場でした。


我が家が次回またこちらを訪れるとしたら、もう少し寒くなって紅葉が美しい季節にしたいかな、、、と家族と話しています。
 

つづく


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