アイスブレイクも早々に
前回の続きです。
夜寝ている間は特に気にはならない程度に雨が降りましたが、朝には雨が上がっていました。
ただ、トンネルの接続部分近くに置いた私のウィンターブーツはメッシェルとアメドの雨水が中に入ってしまいまして、防水の靴の中は雨水でジャブジャブな池状態でした。orz
そのジャブジャブ状態なブーツを履いて、朝 5 時に場内を散歩した私でした(^_^;)
オートサイトから歩いて奥にあるミニキャンプ場(今回は、写真はなし)に向かって、果樹園を眺めて回りました。
ミカン、レモン、八朔(はっさく)、すだちなどがありまして、思わず果物のサワーを想像したオッサンな私でした(笑)。
午前中は晴れたので私はブーツを干しまして二度寝しました。
その間、家族は果物狩り(大人 400 円、子供 300 円)を楽しみました。
果物は自分で採ったものを持ち帰り用に買うよりもキロいくらで管理棟で買った方が安かったのですが、まあこれはイベントということで。その場で食べる分には食べ放題です。
娘は自分で採った果物を幼稚園のお友達にお土産として持って帰りました。
ミカン狩りが出来る日本の最北端は、たしか埼玉の寄居にある風布(ふっぷ)だったかな?と記憶していますが、埼玉県人の私は行ったことがあっても娘は初めての果物狩りでしたので、良い体験になったようです。
その後は家族でまったりしました。
心地良すぎて社会復帰はムリw(笑)。
海から吹く風が気持ち良く、半袖で過ごせる清々しい陽気で、前夜は雨が降りましたが 11 時過ぎにはメッシェルもアメドもほぼ乾燥しました。時間が止まっている感覚に野営している気分を目一杯満喫しまして、私は娘に「もう一泊したいよなあ」と振りました(笑)。
その後は「もう一泊したい!」と主張する(笑)娘と、かかる費用に考え中の家内のやり取りがありました。
娘:父ちゃん、「もう一泊する」って母ちゃんに言って!
私:え~っ、オレ?そりゃ泊まりたいけど、母ちゃんに相談して。
娘:母ちゃんに言ってもダメって言うから父ちゃんから母ちゃんに話してよ!
家内:私に相談したらダメって言うに決まってるじゃない。
娘:だから父ちゃんが決めてよ!
私:オレお金持ってないしぃ~(´ 3`) ところで母ちゃんは、本音では泊まりたいのかな?
家内:それは泊まりたいけどさ。。。
私:(娘)に「 ↑ ↑ ↑ 」だってさ。
娘:それじゃ決まりじゃない ヽ( ̄▽ ̄)ノ
家内:・・・。
ということで延泊が決まりました(笑)。
お金の価値を知らない子供は最強です(笑)。それを教えずに娘を利用する父親はバカです(爆)。
この後来るという春の嵐に備えてトンネルと張り綱をしっかり固定して食材を買いに出かけました。
千倉の
道の駅 和田浦WA・O!で捕鯨の歴史を勉強して、野菜などを少し買いました。ここの道の駅は、野菜コーナーのスペースは狭いながらも鮮度は良かったです。
この後、外房の海を横に見ながら車で鴨川方面に移動しました。
買い物であれば館山の方が近い千倉ですが、何となく久々に鴨川に行きたくなりまして、着替え用に安い長袖シャツと、足りない食材を買いにベイシアに寄りました。
鴨川では洪水なみの急激な雨が降ってきまして、ああ~、やっぱり・・・と気持ちが萎えましたが、延泊すると決めた手前仕方ないのでキャンプ場に戻りました。
キャンプ場に戻ってからは少しの間メッシェル内でお酒を飲んでから、雨がやんだ少しの時間で焚き火をしました。
場内で無料で頂ける長さ 10 メートルくらいの木材をノコギリで切りまして、薪に使います。手動のノコギリでは腰が痛くなりましたが、薪が増えていくのを見ると俄然やる気が出ました(笑)。
前日は焚き火をしながらコールマンのヒーリングチェアに座って眺めた星空に満足したのですが、この日は雨に加えて風が強くなりまして、星空は見ることが出来ませんでした。
焚き火の後はお風呂で暖まりまして、その後は道の駅で買った旧和田町で作られた「かりんとう饅頭」を食べました。 3 つで 300 円のかりんとう饅頭は、皮がサクサクでまいう~でした。これは娘と私で 1 つずつ食べまして、残り 1 つはかりんとう饅頭が大好きな娘が明日食べるために取っておくことにしました。
夕食前に管理人さんが来られまして、前日に続き〆め鯖と果物、それと「明日は千倉の朝市が最後だから」と観光割引券を頂きました m(_ _)m
夕食は地元産の野菜がメインの寄せ鍋と、地元で水揚げされたアジの干物でした。アジはまいう~でした (^ ^)
アジの干物が焼けた頃には娘が力尽て寝てしまいまして、1 尾はフライパンに蓋をして翌日の娘の朝食用に保存することにしました。
・・さて、この後は風雨が強くなりまして、風の強さに山の木々の葉がぶつかり合う音と音量は嵐の日に海岸で聞く波の音にそっくり、メッシェルとアメドが風で時たま浮き上がる状態の中で就寝しました。
初めてテントを選ばれるかたから「耐水圧の限界はスノーピークよりもコールマンの方が良いからコールマンを選ぶ」というご意見をよく耳にしますが、200mm の耐水圧の差なんて大した差ではないと私は思います。
それよりも
湖から吹く強風や
木枯らし 1 号が吹いても全然平気だった
スノーピークのフレームの頑丈さ、テントやスクリーンタープを支える張り綱の多さを、日本の天候において、安全面で何よりも推したいスノーピークユーザーの私です(主観ですが)。
・・・が、今回はさすがに恐怖を感じました。。。
すぐ近くに立つ木がいつ折れるのかがとても心配で、夜中に何度か目を覚ましました。
娘はシュラフから脱出して大の字で爆睡していましたけど(笑)。
つづく。
にほんブログ村