大洗サンビーチキャンプ場 - ソロキャン - 2014.10.11~10.12(その2)

SDI

2014年10月12日 18:36

前回からのつづきです。


16:00 前にチェックインをしましてテントを設営し、一息ついたところで浜辺に行くことにしました。







キャンプ場のゲートを出ると、向かい側に海鮮料理屋、ゲートの隣に欧風レストランが建っていました。



高台のキャンプ場から浜に降りる途中には闘犬場もありました。



そして浜に到着。
漂着したものと思われるゴミが散乱。九十九里と違って裸足になって歩くには微妙なオフシーズンの浜辺。海はきれいですが。

しばらく波を見ながらボ~ッとしてからテントに戻りました。



戻ってから、まず焼酎を一杯。自宅で小さめのペットボトル空き容器に海童を入れて持ってきました。波の音を聞きながら飲む焼酎の味は格別でした。何も考えなくても苦痛に感じないソロキャンプの贅沢を実感しながら。

薄暗くなってきたところでイカを焼こうと炭を起こしたのですが、着荷剤から木炭になかなか火が移らない。
しびれをきらしまして、夕食を作り始めました。










まずはキュウリの一夜漬け。
キュウリを適当な形に切ったらタッパに入れ、お茶漬けの素とレモン汁と唐辛子を振りかけたらフタをしてシャカシャカと振って和えます。その後でクーラーボックスに入れ、しばらく置いたら出来上がり(笑)。リアルに漬物になります。これは以前料理のレシピ本で知った超簡単料理。



空腹が我慢出来なくなってきたのでイカもカセットコンロで焼き始めました。
これ、何の味付けもせずかじりついたのですが、メチャメチャ旨かったです。

その間、木炭に火が燃え移らないビギナーの洗礼を受けた私は、車内から薪を一本持ち出しましてアドベンチャーナイフのノコギリで半分に切ってコンロに入れました。



ようやく火が点いたのですが、アドベンチャーナイフで薪を切った疲れから残りの夕食レシピは、持ってきたロールパンをそのまま食べました(笑)。

そんなこんなで 20:00 になったので管理棟に行きまして、割引券を頂いた私は、キャンプ場のゲートから僅か 200 メートルの場所にある温泉、潮騒の湯に行ってきました。



行きがてらにキャンプ場から見えた海上の月が幻想的でした。
この写真はガラケーで撮影したのですが、実際は月明かりを海が反射して、宮沢賢治の童話の世界を連想させるような美しい眺めでした。これは普段「見たい」と思って見ることの出来るものではない、と思いました。これを見ることが出来ただけで今回のキャンプは十分満足でした。

潮騒の湯は事前の下調べどおり狭くて循環式でしたが、お湯はきれいで露天風呂からは海と月が眺められ、うたい文句のとおり風呂から出てもしばらく体が冷めることもなく、しかもキャンプ場からすぐの場所にあって夜は 500 円で使えるのであれば言うことはありませんでした。



テントに戻ってからは管理棟から貰ってきたキャンプ新聞を読み、22:30 頃就寝しました。

キャンプ場は国道沿いのため、車の音は聞こえますが、さすがに深夜は静かでした。ただ、2:30 頃に豪雨のような音に目を覚ましまして、外に出てみたら潮が満ちていた波の音だった、というオチは、“自然の騒音対策” は必要かもな、と思いました。

つづく。


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