大子グリンヴィラ 【超高規格なキャンプ場】(その3) 2015.05.09~05.10

SDI

2015年05月12日 00:30

前回の続きです。


・・・帰り道の車内で家内と会話したのですが、

我が家のチェアのうち 2 つはノンブランドの安物です。

埼玉スタジアムに向かう途中でたまたま寄った草加市内のホームセンターで安かったから買ったのですが、無機質な見た目にカラーリングもダサいから愛情が湧かない反面、なぜかメーカー品と比べても座り心地はそれほど悪くない。むしろ「あのメーカーのアレ」とか「あのメーカーのソレ」といったチェアよりも座り心地が良かったりします。

その上まだ当分壊れる様子もないので、

「デコろうゼ!」と私。

「デコるならステンシルで型を取って何か描く?」と家内。

どうせやるならサザエボンや鉄腕波平のようにさ、某ランタンのマークを提灯に替えてみたりだな・・・(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
でも椅子の元の色がねえ、キレイに描くには・・・


まずは考えはじめることが大事。


我が家は先々月中旬から今月末まで週末はレッズとキャンプのローテーションで散財しているので、6 月から 8 月予約済みのキャンプまでは少し落ち着くつもりですが、その間にダサいチェアを愛情あるキャンプギアに昇格させたいと思います。
座り心地が良いのであれば、多分設計はマトモな人間工学によってなされているはず。課題はノンブランドゆえにネガティブに目立つこと。いや、むしろ目立たないこと(カッコ悪いこと)。それだけ。


◆大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラの個人的 5 段階評価(10 項目)

・アクセス:4
→そうかぁ!?と思われるかもしれませんが、常磐道那珂 I.C. からはほぼ一本道でいけること、東北道宇都宮 I.C. からも行けること、郡山からは一般道のみで行けること。つまりアクセスの自由度の面では悪くありません。加えて山の中にあるキャンプ場とはいえ、途中で無理な峠を越すこともありません。

・環境:5



→私は設計士ではありませんが、素人目にも見事に山の自然と調和されたキャンプ場だということを実感することが出来ました。

・施設充実度:5
→これ、6 でしょ・・。温泉は先述しましたが、



BBQ サイトのついた大きなキャビンがありましたし、




エアコン完備のトレーラーハウスには屋根つきの BBQ サイトがありましたし、

・・あ、そういえばキャンピングカーサイトは見に行かなかったな。。



場内に入場するにはセンターハウスでお借りするカードを使って入口の遮断機を上げて、



入ってすぐ目に付く防犯用の監視カメラ。






炊事場は「サイト」と呼ばれる管理区画ごとにあって大型。もちろんお湯も出ます。こちらはオプションで使える業務用ガスコンロが一台ずつ常備されています。その裏にあるトイレ。炊事場の横にはコンロ・グリル専用の洗い場。洗い場の下には炭などが排水口に流れて詰まらないようにネットが張られていました。



BBQ サイトもありました。




管理棟脇のゴミ捨て場。

これだけではなく、抜群に水はけの良い芝サイト。などなど。

・広さ:3
→オート、フリーともに普通サイズだと思いました。


※画像引用:大子広域公園グリンヴィラ HP。

・清潔感:5
→炊事場横の洗い場は上にレポートしたとおりです。
トイレについては、男性用の小は足もとにマットが敷かれてあり、マットの真ん中は “ フライング ” をする人の対策として繰り抜かれて新聞紙が挟まっていました。
また、場内にゴミはほぼ落ちていませんでした。


トイレの洗面台(こちらで歯を磨きます。炊事場での歯磨きは NG です)や炊事場には水滴が飛んだ際に拭けるようにタオルが常備されていました。

ゴミについては分別が非常に細かいです。たとえばビン一つを取っても色つきとそうでないものや、油などで使われたビンは区別して捨てる必要があります。ペットボトルはキャップとラベルを剥がして本体と分けて捨てる必要があります。缶は飲料缶、ガソリン缶、ガス缶などを分ける必要がありますが、ガス缶は穴を開ける必要もあります。

普段の生活では当たり前に感じるようなゴミの分別かもしれませんが、キャンプ場でここまで徹底されるとキャンパーの殆どのかたは遵守すると思います。必然的に場内をきれいに使うことになる面もあると思います。




それと、芝生を焦がさないように、コンロ使用時には木製の鍋敷きを使う必要があります。

とにかく清潔なキャンプ場です。

・サービス:4.5
→売店については温泉と同様に先述のとおり充実しています。


販売されている薪はケンタ(針葉樹)とナラ(広葉樹)の両方が入って一束 540 円でした。火を点ける上で針葉樹と広葉樹両タイプの薪があることはキャンパーにとって便利だと思います。

レンタルについては UNIFLAME 製品をメインにテントやタープやシュラフ、コンロは言うに及ばず、ダッチオーブンまで必要な用具は全て借りることが出来ます。予め連絡をしておけば、チェックインまでにリヤカーに積んでおいて頂けます。

係員さんによる場内の見回りもマメです。我が家の初日は小雨が降りましたが、タープなどの外側にチェアなどを置いて外出をされたキャンパーさんにはチェアやテーブルなどをタープの下まで移動させて濡れないように気遣われていました。

場内のアナウンスも聴こえやすかったです。混雑期は場内でボール遊びが禁止のため、遊んでおられるキャンパーさんがいれば注意のアナウンスがあったり、出張パン屋さんについても前夜と翌朝にアナウンスがあったりと、タイムリーにアナウンスされていました。

夜間は 21 時から翌朝 6時半までは静粛時間でした。

他に夕食時はナンピザのデリバリーサービス、今月で終わりだそうですが地元のパン屋さんによる朝 7 時の焼きたてパン出張販売などがありました。

いや、全てのサービスの前に我々キャンパーを「お客様」と呼ぶ係員さん達。基本の時点でグリンヴィラは他のキャンプ場とは違いすぎます。



5 点満点に足りないところはペット禁止のために愛犬家が寂しがるキャンプ場だということです。

それと雨天キャンセルの場合でもキャンセル料金が発生するところかな?


・宿泊料:5
リンクのとおりです。
たとえば我が家の場合、フリーサイト 1 泊 3,600 円でした。これは通常期(4/1~11/30)の施設使用料です。年末年始を除く冬期(12/1~3/31)は 1,000 円安くなります。その上でコストパフォーマンスを考えたら、むしろかなり安いと思います。

・利用時間:4
→チェックインは 13 時からで、チェックアウトは翌 11 時です。アーリー&レイトは宿泊料の半額を追加です。

・付加価値:5
→大子町はそれなりに楽しめますし、特産品も多い地域ですが、広域公園内のフォレスパ大子をはじめとした「歩いて行ける場所にある一日中遊べる施設」、これは大きなメリットだと思います。

・個人的満足度:5
→ココまで絶賛すれば当然か(笑)。但し、北山公園のような「キャンプしているゼ~」という感覚とは少し違うと感じたことも事実です。グリンヴィラは、ある意味リゾートですから。アウトドアリゾート・・・かな?

合計:45.5/50

近いうちにまた行きたいゾ、グリンヴィラ。


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