農園キャンプ 2020.03.21~03.22

SDI

2020年03月26日 00:24



3 月 3 連休の後半に貸し切りキャンプを楽しんできました。

この前日に私はバーチー県内のマラソンイベントで 10km のロードレースに出場しました。
新型コロナウィルスの影響で開催が危ぶまれた大会は開会式と表彰式のないイベントになり、レース 4 時間前に会場入りした時は一番乗りで直前まで本当に走れるのかな?と不安になっていた中、規模を縮小したかたちで無事に開催され、翌日も静かな場所でキャンプが出来たので、私にとっては充実した春の 3 連休になりました。

3 連休を通して風にだけは悩まされましたけど。




当日は 13 時半に現地でした。

到着した時は都内から来られたキャンパーさん達が先客で撤収作業中でしたので、我が家は待機。


待機している間に椎茸の種付けをさせて頂きました。




既に死んでいるナラの木に椎茸の種を植える作業。
予めグルーガンで穴を空けられた木に椎茸の菌を塗した小さな木の杭を金づちで埋めていきます。

農園のオーナーさんのお話によれば、椎茸は死んでいる木で育ち、でも何ヶ月もかけて育つのではなく、荒れた天候や天災などによって椎茸が驚くと子孫を残すために急に成長して菌を撒くそうで、椎茸を植えた木を叩いたりすることで椎茸は 3 日くらいで成長するそうです。

因みに上の写真で椎茸の種付け作業をしている場所には最近まで猪の罠がありました。今回は一部を拓いた分、罠は撤去(移動?)されていました。




最初のイベントの後はテントとタープを設営しました。




5 年前の “ 今日 ” と違って気温の高い 3 連休でしたので持ってきた装備は GW 並み。シュラフのみ冬装備でした。



昨年 10 月以来の農園さんでは、ミント畑だった場所で、一部で直火が出来るようになっていました。

オーナーさんのお話を伺ったところ、最近はキャンプに来られるかたもおられるそうで、但しこの場所の宣伝はしておられないとのこと、殆どが口コミで来られるキャンパーの方々だそうです。


設営後、我が家の女性陣は野菜の収穫に行きました。今回のキャンプで 2 つめのイベントです。


野菜収穫は出荷した後のタイミングだったそうで、それでもあまり見たことのない野菜も含まれていました。



たとえばネギ坊主。
ネギ坊主はフランス料理などでソテーとして出てくるそうです。





女性陣が長靴を履いて野菜の収穫に出ている間、私は世界の最新情勢に目を通していました(笑)。


5 組ほどおられた “農園のお客さん” の方々も徐々に帰りはじめた頃に気温が下がってきたので焚き火をしました。


ただ今回は満足するナラ薪が近所で見つからなかったので、ホームセンターで格安だった着火用(?)の板を 2 束買って焚き火に使いました。


これは使い勝手がイマイチで少し失敗した感がありました。。。



それに、この 3 連休は風が強く、焚き火をするには何だかな~という感じでした。




夕食が近づいてきて、焚き火に入れていた備長炭をコンロに移して娘は焼き鳥を調理しました。



家内は近所で穫れた猪のお肉をオーナーさんに分けて頂きました。
今回頂いた部位は一番美味しい背中、しかもメスの猪肉。
オスは筋肉質で、メスの方が脂が乗っているそうで、ただ今年の冬は暖冬だったからなのか秋に大型台風が立て続けに上陸したからなのか、脂の乗りは例年に比べると少なめだったそうです。猪も例年よりも小型が多かったそうで。


・・・女性陣が猪肉を調理している間、私はオーナーさんと、この日来られていたお客さん(オーナーの中学時代の同級生のかた)と「えっ?○○中出身なんですか?」「そこって荒れていた中学ですよね?(→私の母校w)」などと、埼玉の超ローカルネタで盛り上がりました(笑)。農園のオーナーさん、出身高校は私の母校と同じ市内な上に、出身中学も私の母校の隣町にしてほぼ市境なので、埼玉県外なのに普段話すことのないローカルネタがよく通じます(笑)。





夜になって農園が我が家だけになったら、夕食に焼いた猪肉と牡丹鍋が出てきました。
今回の牡丹鍋は、以前こちらで鴨を捌いておられた猟師さんから猪肉の美味しい食べ方として教わった味噌鍋でした。

美味しい夕食の後、20 時にワン吉くんがアメドに入った後爆睡して出てこなくなり、私も 21 時にはシュラフに入りました。
夜は遠くでムジナの鳴き声が聞こえました。






翌朝は 5 時頃に目が覚めたのですが、ちょっと肌寒かったのでテントに戻って二度寝しました。




で、9 時に再度起きました。

キャンプで遅く起きられるなんて贅沢だ。。。


朝食では、昨日こちらに来ておられたかたのお裾分けを頂きました。
農園さんにはいろいろなかたが “ お友達 ” として立ち寄られます。


朝食の後は風が強くなって砂嵐(土嵐?)も凄くなってきたので撤収作業を始めました。


アメドも風で飛ばないよう、ペグを抜く前に倒して片付けました。

撤収中に、近所に住んでおられる木こりのお爺さんが来られて、「おお~、キャンプかぁ。いいねえ!ここならコロナウィルスの影響もないよねえ」と話しかけられ、しばらく地域行政とか地域の歴史の話などを聞いて、その後また撤収作業(笑)。

で、お昼頃に帰宅しました。


・・・帰宅後、このキャンプでもなかなか起動しなかったスマホのカメラ、その他のアプリに、そろそろスマホの替え時か、と私は近所の量販店に出かけて GALAXY に機種変更しました。


ということで、その日の夜に GALAXY で撮影した夕食から。






農園で収穫した野菜が食卓に上がりました。



事前のインプットのとおり、ネギ坊主も何ら違和感なく、ネギの臭味もネギ本体よりも薄め、食感も柔らかくて食べやすく、今回も最後まで興味深いキャンプになりました。
 


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