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関東在住の埼玉県人で、ハンドルネームは LOUDNESS の代表曲『S.D.I.』から取りました。

最近は浦和レッズのゴール裏サポーターをお休みしてオッサン選手として陸上競技選手に復帰するべく練習する日々、

予定のない週末は外で静かな癒しを志向したい永遠の駆け出しキャンパーです。
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2017年11月29日

浦和レッズ 1-0 アル・ヒラル(サウジアラビア) ACL 決勝@埼玉スタジアム 2017.11.25



今年は週末の用事に潰されて殆ど現地参戦のなかった私は、それでもチャンピオンシップにはしっかり参戦した俄かサポでした。



この日私が着たユニは 10 年前に ACL を制覇した時の記念ユニで、普段はボロボロの古いユニを着ている私は家内から借りました。










埼スタまでの道すがら、レッズのホームを強調するミニ横断幕やチラシの数々。
前回のアウェイが向こうの完全ホームでしたので、これは素晴らしいことだと思ってスタジアムまで歩きました。









日本を代表するクラブとして日の丸を背負える幸せ。



試合前のスタジアムの雰囲気は、私が今まで現地参戦したどのチャンピオンシップよりも異様な、殺伐とした雰囲気でした。

ここが俺達のホーム!というレッズサポーターの非常に強い主張。浦和レッズの勝利を 6 万人が現地で後押しするという強い決意がスタジアム全体に感じられた我らがホーム埼スタ。





北のコンコースで 10 年前に作られた国際仕様のチャント(その1)、「赤き地のイレブン」で選手達のバスを迎えた我らがサポーターでした。


あ~かき血のイレーブン、ララ~ラ浦~和レ~ッズ、世界ーにー見せつけーろ、俺達のーほーこーりー


久々に怖いレッズサポを実感している脇で、娘を含むサポ仲間さんの子供達は拳を振ってチャントを歌う・・・コイツら、生まれつき “ 浦和レッズ ” に慣れてんな、と感じました。








今年の ACL ホームゲームでは負けなしの圧倒的なホームの雰囲気。


※参考:2007 年 BBBC 制作、『THE KING OF CLUBS』




選手紹介は普段の V と違って ACL 決勝仕様で、イマイチでした。






試合前のセレモニーでは球舞も参加して華々しい演出になったのですが、あれ?埼スタって、サッカー専用スタジアムだよな?こういう催し物をするスタジアムではないよな?というか、俺らが待っている緊張感はこれじゃないよな?と思っていたら、北ゴール裏からセレモニーを無視したチャントが始まり(これはレッズサポとして支持します)、

その後の選手入場では圧巻のコレオグラフィー


この後はジェットコースターに乗ったような 90 分間でした。。。

ファーストシュートはレッズだったものの、圧倒的にボールポゼッションして攻めてくるアル・ヒラル。絶好調の時のミシャ・レッズと川崎フロンターレを足したようなスピード感と精密な連係、レッズは長沢は良かったものの、興梠とラファが前線で孤立状態で低調なパフォーマンスに終始。何とか 0-0 で折り返しました。


後半に入る前にレッズサポは全席総立ちで肩を組み、歌え浦和を愛するならを合唱。

この時はボールボーイも肩を組んで歌ってくれたのですが、一人のボールボーイが制服の間から赤いユニを見せて北ゴール裏にアピール。それに北は歓喜でゴール裏は勢いづきました。


・・・後半も攻められ続け、集中して守る時間の続いたレッズでしたが、75 分を過ぎたあたりからアル・ヒラルに焦りが見えはじめ、ファウルを連発。一人退場になった後に左ウィングからトップに移ったラファが武藤のパスから抜け出してゴール!!




これが決勝点となってレッズが 10 年ぶり、J リーグクラブとしては史上初の 2 回めの ACL 優勝を決めました!


強いチームが強いのではなく、勝ったチームが強い、という試合でした。試合内容ではアル・ヒラルがレッズを圧倒。でも勝ったのはレッズ。これまでレッズが何度となく苦渋を味わった展開にして、当のレッズは天皇杯決勝@2007 年元日国立競技場以来の奇跡だったと私は記憶しています。











我らが浦和レッズから大会ベストイレブンはゼロ(MVP は柏木)、優勝するまでにアウェイで 4 敗、それでもホームでは相手を圧倒(逆転)して 10 年ぶりに手に入れたアジアタイトルは、私にとって J リーグのマイスターを獲るよりも嬉しかったです。


10 年前に感じられたアジア代表としてのクラブワールドカップの夢のような時間を、また味わえるんだなあ、、という喜びと、私の傍らでガッツポーズを繰り返す「昨年のルヴァンカップで優勝の味を知った」娘を見て、浦和レッズの選手達には感謝です。


表彰式で驚いたこと・・・アル・ヒラルの選手達が、銀メダルを首に掛けてもらった直後にほぼ全員がメダルを外したことです。サウジの王様から ACL 優勝を期待されていたとは察しますが、それはどうなのかな、優勝クラブに対するリスペクトがあるならば、銀メダルは首に提げるべきなのではないかな、とは日本人の感覚として思いました。。。




この後は 22:40 頃にスタジアムを出て、帰宅は 0:30 に差し掛かっていたのですが、帰りに寝落ちした娘は「眠かったけど、スタジアムでレッズがアジアチャンピオンになれたところを見ることが出来て良かった」と言ってくれました。



・・・11/29 の J リーグ川崎戦は完全なターンオーバーの布陣でしたが、0-1 で負けはしたものの、リザーブメンバーでも J クラブ上位と互角に戦えることが証明出来たと思います。
 






で、、、試合から 4 日が経った今も、私と娘はまだ声が枯れています。。
   
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Posted by SDI at 23:17Comments(0)【浦和レッズ】

2017年05月04日

浦和レッズ 0-1 鹿島アントラーズ



今日は帰玉してホーム埼スタに宿敵鹿島を迎え撃ちました。




でも・・・、






57,000 人の観客の前でやるゲームで、




最初から最後まで、何もかもがダメな今季最低のゲーム内容で完敗でした。


ということで鹿狩り失敗 orz




これまでは「鹿ごときに見せるほど安くない」という理由で鹿島戦では掲げることのなかった世界最大のビッグフラッグを選手入場時に掲げ、「TRUE RED」のビジュアルもやって、ここまでは素晴らしいスタジアムの空気が出来上がりましたが、最悪だったのは、(これは今季の開幕から同じ形が続いているのですが)両サイドバックが高めにポジションをとって、両ボランチがサイドバックに回る奇妙な布陣。
結果、中央に大きなスペースが空き、縦パスは今日 1 本も出さなかったとてもおかしな試合内容でした。


前線もラファがボールを収めようとしても鹿島の速いプレスにボールロストが続き、レッズの選手達は鹿島のプレスに対する反応が遅い。

選手達の勝とうとする気持ちは伝わるものの、それが空回りしている空気が濃く感じられ、なぜそこでファウルを取られるんだ、というもどかしい展開の連続で、そのまま試合終了のホイッスルを聴いた印象を持ちました。




良かったところが全くなく、全てが後手に回った最悪の試合内容でした。

それと、交代カードの切り方も悪かったです。

後半に入り、この悪い流れを断ち切るにはドリブラーが必要だ!駒井を早くピッチに入れろよ、と(私は)苛立っていたところで駒井の交代はボランチの青木。いや、駒井はボランチも出来るけど、その交代はないだろ~・・とミシャの迷走采配に疑問を感じているところで、前半から殆ど消えていた武藤に代わって忠成を投入。その忠成も鹿島ゴール前でボールの扱いの判断を一瞬遅れてロストするし、3 枚めのカードは後半のアディショナルタイムに入ってからのズラタン。。。


・・・なんだかな。



ここって浦和レッズのホームスタジアムだよな?



60 分過ぎに鹿島の選手達に疲れが見え始めて、那須がボールを持った時に鹿島は那須がワイドにボールを出すだろうと予測したのか、全員がボールウォッチャーになりました。そこで那須が「あれれ?」みたいな感じでドリブルをして自分でシュートを打ったシーンがありました。


それほど今日のレッズは縦に攻撃するプランがありませんでした。


もう怒りしかない中で、試合後に爆心地で乱闘が発生。
つまらない試合にさらに油を注ぐような非常にシラケたスタンドでした。

あの乱闘も、仕掛けて凹られた人がケンカの仕方を知っていたら、複数の人達の中に一人で突っかかって行くような無謀なマネはしなかっただろうなぁ・・・感情で動いて良いことは何もないし、最低なゲームの後でさらにゴール裏をシラケさせた本当につまらなかった今日の鹿島戦でした。


「Japanese Only」の横断幕事件の後、クラブがネガティブな意味で多様性を認めてしまっている北ゴール裏の、今日はその最たる例を試合後に目の当たりにしてしまったような気がしました。


レッズはリーグ戦 2 連敗で首位陥落。


私は、そういや今日は結婚記念日だったな、と思い出して、う~ん・・まあイイかぁ。帰ったら今日の愚痴を聞いてもらうべ、と思いまして、一緒に現地組だった娘と満員のスタジアムを後にしました。


明日からのキャンプで疲れた気持ちを癒したいと思います。。


槇野と森脇、頼むからミシャの言うことは無視して定位置でディフェンスをしてくれ!ホント頼むよ。これ以上守備が危ういレッズを見たくないです。今季のレッズの守備は脆過ぎる!
   
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Posted by SDI at 22:41Comments(0)【浦和レッズ】

2017年04月30日

浦和レッズ 3-2 北海道コンサドーレ札幌



4/22 は今年最初の現地組でした。



レッズは ACL に出場しているとはいえ、今年は変則的な日程が続いているし、アウェイの日は私が他に予定が入っているしで、4 月も下旬になってからの年内現地初戦なんて、いつ以来だか・・2006 年以来か。。。







まずは今年発表されたラファと遠藤の新チャントと、関根の第 2 チャントを YOUTUBE で学習して入場~。


さて、試合の方はといいますと、








観戦記録を一週間放置した結果、、、結果??、次節の今日、さいたまダービー@NACK スタで、首位のレッズは最下位の栗鼠(アルディージャ)に 0-1 で敗れたので書く気力をなくしました orz

何度もあった決定機を逃し続けると、こういう結果になる、というようなゲームでした。


・・・それにしても最近のレッズサポはどうなんだろうなあ。

小野伸二がコンサドーレの選手としてコールされ、交代メンバーとしてピッチに出てきたら拍手とブーイングが重なりました。

伸二を拍手して、もしもその後彼に得点を決められたら、それでも次も拍手をするのかなぁ。

数年前までの迫力あるゴール裏は全ての OB に対してブーイングだったけどね。少なくともレッズとの試合では活躍してもらいたくないから。最近のレッズサポの多くは J2 のクラブサポなみに優しいと感じます。。
それも個人の価値観とはいえ、「浦和レッズと共に戦う」とは北ゴール裏のコンコースにもプレートで彫られていますが。


試合後に伸二がピッチに姿を見せて、各スタンドのレッズサポに挨拶をしました。
その時は私も「お帰り、伸二」と自分なりに目一杯の温かい拍手をしました。
   
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Posted by SDI at 18:53Comments(0)【浦和レッズ】

2016年12月11日

【CS ファイナル】浦和レッズ 1-2 鹿島アントラーズ



12 月 3 日の土曜日は、ホーム埼玉スタジアムでリーグチャンピオンシップ第 2 戦、鹿島を迎え撃ちました。

あれから一週間以上が経ったのですが、その間書く時間がなかったので今さらながらアップします。。。


冒頭で述べておきますが、J リーグ2 ステージ制&チャンピオンシップ形式が決まったことを最後まで反対していた人達は浦和レッズサポーターを中心としたサポーター集団であり、浦和レッズのフロントでした。これを J リーグの人気向上を理由に強行に決めてしまった J リーグ。2 年前のことです。



レッズは今回年間勝ち点「74」で J1 リーグ年間勝ち点数で歴代最多タイ記録、対する鹿島は「59」でリーグ戦全日程を終えました。

結果はチャンピオンシップ 2 試合の結果(両チームの 1 勝 1 敗で得失点数も両チーム 2 得点 2 失点、アウェイゴールを 2 倍換算で 2 試合の合計は 3-4 )によりレッズの年間 2 位が確定しましたが、これに近いことが 2004 年にもありました。

当時 16 チームだった J1 で年間勝ち点「62」の 2nd ステージ王者のレッズと、年間勝ち点「59」の 1st ステージ王者のマリノスが年間王者を決めるチャンピオンシップで当たり、両チーム 1 勝 1 敗で得失点数も両チーム 1 得点 1 失点、PK 2-4 でマリノスが年間王者になりました。


今年のチャンピオンシップが当時のように「1st ステージ王者の鹿島 vs 2nd ステージ王者のレッズの年間王者決定戦」であればフェアだったと私は思います。ところが、年間勝ち点をチャンピオンシップの仕組みに導入したことで、にも関わらず年間 1 位のチームに殆どアドバンテージのなかったチャンピオンシップ。これが野球のクライマックスシリーズであれば、レッズに 1 勝のアドバンテージ・・・はムリだから 2 得点くらい予め与えられて、1 勝 1 敗であれば PK 決着にするとか、来季からバグをフィックスしてもらえるのかといえば「来季から 1 ステージ制に戻す」という安直な修正。つまり昨年と今年の制度は「ダメだった」と事実上 J リーグが認めた(検証は終わった)ということになります。




一年を通して結果を出してきたチームが一番強いはずのリーグ戦、そしてサポーターを含め浦和レッズに関わる全ての人達が積み上げてきた大切な思いが、このようなかたちで終わってしまったことには残念としか言いようがありません。

仮にレッズが優勝して「この仕組みは間違っている」と言ったとしても、年間勝ち点 1 位のチームが勝って言うことにリアルな説得力はおそらくなくて、もしかしたら将来また 2 ステージ制が戻ってくる可能性もある、そう考えると 2 ステージ制移行にあたり実施を最後まで反対したクラブが当事者となってしまった皮肉と J リーグに対するインパクトは後々まで強烈に残るのではないか、と個人的に思います。





私は優勝した鹿島を非難するつもりは全くありません。
ただ、昨年と今年の仕組みは明らかにバグがあったこと、その結果クラブや選手、サポーターに大きな失望を与えたものであり、年間勝ち点「59」で優勝としたクラブを今年の日本を代表するクラブとしてクラブワールドカップに送り出す J リーグは今回の結果を「グローバルスタンダードな仕組みなのかどうか」という点で、よく検証してもらいたいです。

今回の結果は、年間首位のレッズと年間 14 位のジュビロとの直接対決の結果と全く同じだということ、それとリーグ形式とノックアウト形式の性質の違いが昨年と今年のチャンピオンシップ実施によって「リーグ戦の意義」が問われる結果になったということを個人的な意見として提示したいと思います。

年間優勝を懸けて戦うゆえに、J2 の 3~6 位チームで争われる J1 昇格プレーオフとも似ているようで質は異なります。


相撲にたとえれば、15 勝した力士と 14 勝 1 敗の力士と 12 勝 3 敗の力士の間で優勝決定戦をやるようなもの。

仕事でいえば、取引先の企業の責任者が「こういうビジネスの仕組みを構築したいから提案をしてほしい。内容と価格を出してもらった上で、やっぱり最後は提案内容は全く参考にしないで価格のみで決めるから、ベンダーにはもう一度価格を出し直してもらう。1 円単位で一番安かったところに発注する。内容が良くても 1 円の差で 2 番手であれば採用しない」という条件で当初から提案依頼を受けたらマジメに提案をしたいと思うベンダーはいるのかよ、と私は思います。
ただ、企業の競争でいえば採用されたベンダーが「勝ち」には違いないという、それだけです。そこは結果として発注元が認めたのだから「正しい」のです。


 


話を当日に戻します。



好きでチャンピオンシップに参戦したかといえば微妙ではありましたが、それでも 1st レグを 1-0 で勝って、この試合で 0-1 以上であれば年間優勝が決まるレッズ。アジア王者として日本のクラブでは初めて出場したクラブワールドカップの、あの時の夢のような時間がまた味わえるだろう、それが決まる瞬間に立ち会いたかった私と、“ あのレアル・マドリード ” とレッズが戦えるかもしれない、という夢を持って現地参戦した娘でした。




また世界にチャレンジ出来るかもしれないレッズに大きな期待を持って日の丸が入った国際仕様のユニを着て現地に行った娘でした(2015 年ユニですが)。






今回もサポ仲間さんのご好意で北ゴール裏前段でレッズを後押し出来た幸せ。


試合前に全てのスタンドのレッズサポーターが立ち上がってレッズを後押ししたことには鳥肌が立ちました。初めて見た光景でした。この時埼スタにいた観客数は 5 万 9,000 人を超えていました。


立ち上がりのレッズは攻撃と守備のメリハリが効いていて、ボールのつなぎもテンポが良く、集中して試合に入れていました。


そして開始早々に高木のクロスから興梠が絶妙なタイミングで足を伸ばして先制!

この時、我々レッズサポはレッズの年間優勝を 99% 信じて歓喜しました。


ところが前半 30 分を過ぎたあたりからレッズは鹿島に最終ラインを上げられて自陣に押し込まれ、シャドー(特に高木)は自由に動けるスペースを失い始めました。そして前半終了に近い 39 分に同点ゴールを与えてしまいました。

嫌な時間に同点ゴールを与えてしまい、後半に修正出来るかな、、と私は期待したのですが、後半に入り青木と忠成の 2 枚同時投入のはずが青木のみ投入で柏木をボランチからシャドーに上げるかたちになり、その 2 分後にはまだ動けると感じた関根を下げて駒井を投入したミシャ。それでも鹿島ペースで進む中、後半消えていた興梠を下げてズラタンを投入。


・・・この後、槇野が自陣ペナルティエリアで微妙な倒しかたによりイエローを貰い、鹿島に PK を与えて 2 失点めとなりました。。


2 失点してからようやくペースを引き寄せられたレッズでしたが、鹿島ゴール前でのパワープレーに忠成を投入出来る交代カードはなく(忠成は 1st レグで肋骨を骨折)、最後の決定的なチャンスも優勝の味が薄いのか、武藤のシュートはやや焦った感のあるキックでボールは虚しく鹿島のゴールバーの上へ。






前半の途中に押し込まれてから殆どペースを取り戻せなかったレッズは、1st レグは勝利したものの 2nd レグを 1-2 で落として、結果年間王者を鹿島に譲ることになりました。


この後がとてもつらかったです。

娘が「私が後押ししたから負けたんじゃないか。タイトルが懸かった試合に私が行くとレッズは勝てない」と半べその表情で下を向いていました。

「いや、そうじゃないよ。悪いのはJ リーグだから。J がアホなんだよ。レッズは一年間で一番強かったんだよ。今年目の前で見てきただろ」と私はスタジアムを後にするまで娘を慰めました。


この試合の結果に一番つらい思いをしているのは選手達?違うだろ!
浦和レッズの歴史は選手達とサポーターとクラブが一緒になって築いてきたものです。

我が家の 7 歳児の泣きそうな顔、今まで積み上げてきた浦和レッズに関わる人達の思いは軽くないんですよ。


レッズは鹿島に負けました。

内容もよくなかったです。

今年もまたタイトルに王手をかけたところで負けました。

でも、来季はチャンピオンシップのないシーズンに戻るのですよね。

J リーグの村井チェアマン、「チャンピオンシップ 3 試合(川崎 vs 鹿島、レッズ vs 鹿島)で 10 万人以上の観客動員があった」とは、超がつく各論ですよね。もともと目指していたものはうまくいきましたか?

2 ステージ制を決めた当時のチェアマンは村井さんではないとは言わせませんよ。
元レッズの監督(レッズを J2 に落とした実質的な張本人)の原理事長と一緒に責任を取ってもらいたいです。
今季の検証をしっかりとやってもらった上でね。
 


この仕組みの中で敗者扱いになったレッズ、勝者扱いになった鹿島に対しては不公平感を述べるつもりはありません。

この仕組みそのものに大きなバグがあることを J のトップは目を逸らさず受け止めてもらいたいです。


この試合の負け惜しみを超えて、あまりにも残酷な今シーズンの締め括りでした。
 
フランス人指揮官もJ「王者」決定方式に疑問。「浦和がチャンピオンだ」

鹿島・昌子源も困惑した2S制。「やってる方はもういい」。勝ち点差15のCS優勝に感じた戸惑い
 
Jリーグチャンピオンシップで負担を強いられたのは誰?・・・「汚点」と記憶するしかないチャンピオンシップ制度

浦和レッズ 1-3 ガンバ大阪 【チャンピオンシップ準決勝】 ※2015 年チャンピオンシップ
 
   
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Posted by SDI at 18:32Comments(0)【浦和レッズ】

2016年09月25日

浦和レッズ 3-0 サンフレッチェ広島



今日も帰玉しまして、ホーム埼玉スタジアムに 2nd ステージ 8 位の広島を迎え撃ちました。











2nd とか 1st とか、それぞれのステージの間に中断期間が全くなかった今季、そこに何の意義も感じなかった私は、むしろ昨年の年間王者、今季前半戦の雪辱を果たしたい相手として広島を見ていました。




こういう大一番は集中してレッズを後押ししたいのに、私についてきたオマケが一人。

ま・・まあ、昨日も巻き込んでしまいましたし。。


試合前のアップで動きが良く見えた選手は高木でした。
「高木が良さげだからよく見とけよ」と娘に言った私でした。


試合の方は、立ち上がり 15 分間のレッズは攻守ともに完璧でした。
最終ラインを高く設定して、相手陣内近くでボールを奪うレッズに対して、守備から入った広島。
引いて守った広島の壁をこじ開けようと、両チームで最初にシュートを打ったのは柏木でした。ミドルで打ったところに勝ちに行く気持ちが感じられました。

ところが 15 分を過ぎたあたりから膠着し出しまして、ワイドに陣形を変えた広島と中盤でボールを奪い合う展開となったレッズ。

その後関根がペナルティエリア内でファウルを取られて、まさかの PK。

このピンチにウタカが宇宙開発(シュートがバーの上)をしてしまいノーゴール。


これで流れを元に戻したレッズは右サイドからのクロスにオウンゴールを誘発して先制しました。




前半を 1-0 で折り返したレッズ。

後半は立ち上がりから “ 西川劇場 ” でした。

後半早々に西川がゴールを連続で死守すると、反撃に転じたレッズは高木のラストパスに走りこんだのは興梠!


興梠はこのゴールがプロ通算 98 ゴールでした。
これで 2-0 とリードしたレッズ。


さらに縦の長いパスに裏へ抜け出した高木が覚醒した感のある 3 点め。




3 点取れればセーフティと思っていたのですが、直後に広島の猛攻を受けて西川がセーブをしてボールを外に出すと CK を繰り返す重たい展開になりました。約 2 分間? 3 分間?をほぼ一人でしのいだ西川。


この後 80 分過ぎにも西川劇場でした。

この日の守備は、ウタカをマークした那須、槇野が欠場した左サイドを狙われた外から 2 列めで広島の攻撃を遮断した阿部ちゃん、攻守にキーマンだった柏木と、守備はかなり集中出来ていましたけれども、最後は西川が神セーブ連発で、次に試合をしたらスコアは逆になるのではないか、という広島の猛攻(シュート 15 本、CK 9 本、直接 FK 17 本)を零封することが出来ました。






終わってみれば完勝のように見えたスコアでしたけれども、試合内容は最後まで緊張感のある良い試合でした。








この勝利で年間 3 位以上が確定した我らが浦和レッズ。





リーグ戦残り 4 試合、ミシャ体制になってからはシーズン終盤に勝てないことが続いていたレッズでしたが、今季は後半戦に調子が上がってきた選手が複数・・高木、忠成、那須、青木、ズラタン。これだけ複数の選手が後半に調子を上げてきたことは浦和レッズ史上なかったはずなので、今季のレッズにはリーグ戦、天皇杯、ルヴァンカップ、全てに期待をしたいと思います。


今日のような試合内容がこの後も出来れば、レッズはどのチームにも負けませんし、勝てると思います。




63,000 人のキャパがあるスタジアムに有料入場者数 37,005 人は寂しかったですが。
 





帰宅してからはレッズの勝利に気を良くして祝杯を挙げたのですが、来週末のガンバ戦が娘の小学校の運動会の日だということに気付きまして、「雨が降って運動会延期しないかなぁ~」などとバカなことを考えています(苦笑)。
   
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Posted by SDI at 23:28Comments(2)【浦和レッズ】

2016年09月11日

浦和レッズ 2-0 サガン鳥栖



土曜日は帰玉しましてホーム埼スタに 2nd ステージ 3 位のサガン鳥栖を迎え撃ちました。



2nd ステージでは川崎に完勝した鳥栖。



シーズン後半戦では毎年レッズの前に立ちはだかる鳥栖。



そういえば、以前前半をレッズが完全に支配して 4 得点した後半に 3 失点して何とか逃げ切ったホームゲームもあったなぁ。




この大事な一戦に余計な人が一人付いてきました。。

スタジアムでは好きなクラブに感情移入して勝利を後押ししたい旧浦和市育ちの私にとって、家族は足手まといなのですが、この日発売の新商品(リラックマとレッズのコラボ商品)が欲しくて現地参戦したウチの娘。

2 人で現地に着いて感じたこと・・・「人が少ない!」。
実際、有料入場者数は 28,617 人でした。この入場者数って、入場料収入だけで見ると、たしか主催試合の損益収支では赤だったはずで。。





北の入場門に向かう途中でマッチデー・プログラム(MDP)の歴史に触れた父娘。



ウチのワン吉犬太郎の本名、「ロビー」はレッズの偉大な OB のニックネームを勝手に貰いました。
未だ完全に名前負けしているワン吉です(苦笑)。




スターティングラインナップの紹介の直前に寝落ちした娘・・・まだ胎教の影響はあるのかな(・・・)。

お前、父ちゃんと一緒にゴール裏に来て寝るん?

と言って起こす私。






起きてすぐに世界最大のビッグフラッグ(縦 43m、横 70m、重さ 300kg)を拡げる作業を手伝った娘。




さて、試合の方はといいますと、前半はレッズが圧倒的に流れを支配、後半は興梠と李の FW 2 枚同時投入から悪い方向に流れを変えてしまって防戦一方になってしまった中、西川の神セーブ連発によって無失点で逃げ切った内容でした。


前半のレッズは最終ラインを高く上げて、多少のパスミスはあるものの連動性のある良い攻撃と守備が出来ていました。


そして前半の終盤にサイドの関根から供給されたボールを複数の選手が繋いで最後は宇賀神がフィニッシュ。先制しました!


先制点の直後に鳥栖の選手 2 人がゴール前で西川と “ 2 対 1 ” になった場面がありましたが、西川が神セーブで窮地を救いました。



先制から 3 分後、前半終了間際に武藤が今季 10 ゴールめとなる追加点を決めて、鳥栖の心を折るに十分な流れで折り返しました。



今回は楽しく試合を観ることが出来るかな?と期待をしていた後半、ミシャは事前の想像どおりではありましたが FW 2 枚替え。
動きは悪くなかった高木、1 トップのズラタンに替えて興梠と忠成を投入。


この選手交代が裏目に出ました。


裏への動き出しを意識していたり、前線での守備を意識してチェイスしていた忠成はまだマシでしたが(78 分のシュートが枠外はありえないですが)、レッズのエース興梠が最後まで試合に入れず、フリーランもせずで完全に消えていました。

興梠が消えた理由は本人だけでなく、もしかしたら後半足が止まっていた 2 列め以降からのボール供給が少なくなっていたこともあるかもしれませんが・・。ボランチの阿部ちゃんを実質 CB の位置に下げて、CB の那須はアンカーの位置で固定した今回の戦術の意図も、いまひとつ理解が出来ませんでしたが(豊田対策?)・・・それを言ったら故障明けの槇野をいきなり左 SB で先発させたことも、その意図は謎でしたが・・・・。

そんな中、西川は神セーブを連発しました。

この試合でハリルホジッチ日本代表監督に「代表選手を選べ」と言ったら西川以外はいなかったのではないでしょうか。




後半の DF 陣は防戦一方で苦しかったと思いますが、零封で難敵鳥栖を退けることが出来ました。

ただ、西川が蹴ったボールを鳥栖の DF 陣や GK の林が拾い、カウンターで攻め込まれて自陣エリアにボールを戻される繰り返し、特に終盤にかけては殆どそれだけで面白味のない後半でした。







結果はもちろんですが、今後 FC 東京や広島、ガンバといった強豪チームとレッズは当たるので、やっぱり内容を期待したかったことは後半の内容によって食傷気味にはなってしまいましたが、勝ち点 3 が取れたことと、1st ステージはリザーブだった選手達のコンディションが上がってきた選手層の厚さ( 3 大タイトルで優勝するための非常に大事な要素)をよしとして、次節以降もレッズに期待をしたいと思います。
   
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Posted by SDI at 03:13Comments(0)【浦和レッズ】

2016年07月24日

浦和レッズ 2-1 鹿島アントラーズ



土曜日は 3 年ぶりに鹿国に乗り込んで鹿狩りに参戦しました。



今年も厳重な警戒態勢が敷かれていた現地でした。




キックオフ 6 時間半前に現地に到着しましたら既に列整理が終わっていまして、けっこう後ろに並びました。



入場までの間、サポ仲間さんを探しもせずに定期購読している雑誌をまとめ読みしながら寝落ち。
寝不足が体に堪えたかな。。




今回はゴール裏の端からレッズを後押ししました。

キックオフから POU(Pride of URAWA)を歌ってレッズを後押しした我々レッズサポーターでしたが・・・

前半はパスを鹿にことごとく読まれまして、ズラタンがシュートを打ったチャンスらしいチャンスまでに 30 分くらいかかりました。

レッズは久々にトップ下に入った高木、それから右サイドに入った梅ちゃんが、ズラタンがボールを収めたのと同時に裏に抜ける動きを試みるもうまくいかず、柏木を起点とした攻撃もインターセプトされる連続・・サイドは強いプレッシングによって前に進める回数が少なく、槇野が関根を追い越して左サイドのポジションを替えても効果はなく、逆に鹿に押し込まれる展開でした。

ズラタンもスタメンで 1 トップに入ったのであれば、ボールを収めるだけでなく、もう少し前を向いてほしかったかな。


それでも集中して前半を 0 点に抑えたレッズ。CB に入った那須も頑張っていました。




後半に入り、やっぱり勝てる気がしないレッズ。
このままだと鹿アレルギーが出てしまうのではないか・・・と感じ始めた後半半ばに土居に右サイドからのクロスボールを決められて先制点を献上。今まで見た中で一番鹿サポの人数が多いように感じたアウェイは一気に盛り上がりました。


この悪い流れを断ち切った立役者は後半開始からズラタンに変わって入った忠成でした。

前線でボールを収めることは上手くなくても鹿の CB を動けなくした忠成。後半 45 分間の出場でも最後まで全力で走りきる闘志がスタンドにも伝わってきました。

そして失点した 2 分後に柏木の折り返しをゴール目の前にいた忠成が押し込み同点!


これだから鹿戦はたまらないです!


このあたりから熱い熱い後半戦になりました。

忠成はこの後、鹿島 GK 曽ケ端とほぼ 1 対 1 の決定機のシュートを打ち上げてノーゴール。


そのすぐ後に、それまで仕事が出来ていなかった武藤が打ったシュートを止めた曽ケ端がボールを落とした一瞬の隙に忠成が走りこんで逆転しました。


試合の終盤は守勢に回りかけたレッズでしたが、それでも途中出場の青木や石原を中心に辛抱強くボールをキープして試合終了の笛を聞くことが出来ました。





パスは思うように通らなくても、今年一番熱い後半のゲームで最大のライバルに勝てたレッズ。



試合後は柏木も梅ちゃんも忠成も、本当に嬉しそうにゴール裏に挨拶に来てくれました。


いやぁ~、カシマスタで勝てることは、私にとってはナビスコの決勝に出るくらい嬉しいことです。






試合の後は北茨城で有名な五浦ハムのハム焼きで満足しました。
五浦ハムのハム焼きは国営ひたち海浜公園に行けば露店が建っています。まいう~です。




今週は敵地で今年一番幸せな気持ちになれた週末でした。


鹿に雪辱!試合の内容は厳しくても、カシマでは勝てればオールオッケーOK


柏木、よく走ったね!けっして美しい勝ちかたではなかったけれども、我らが浦和レッズは最高です!!   
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2016年07月18日

浦和レッズ 2-2 大宮アルディージャ



日曜日は帰玉しまして、ホーム埼玉スタジアムに大宮アルディージャを迎え撃ちました。


5 万 3,951 人(有料入場者数)が入った埼スタは、数年ぶりに見たような長蛇の入場待機列でした。
10 年前、いや 8 年前までは毎試合目にした待機列でしたが、最近は 5 万を超える試合は年に 2、3 回しかありません。


その中で今回は「さいたまダービー」。


これまでは「日本で一番盛り上がらないダービー」とも言われ、入場者数はパッとせず(たしか埼スタで開催された公式戦の入場者数最低記録は平日のさいたまダービーだったはず)、旧大宮市民でさえ多くの人達がレッズを支持していた埼玉。

大宮駅に新幹線が停まるようになってから急速に発展した大宮市、浦和市になくても大宮市にはあった映画館、パスポートを取得するのも大宮市、でも埼玉県庁は浦和市にあって、埼玉大学がある自治体も浦和市、駒場スタジアムも浦和市。因みに大宮公園サッカー場(現在の NACK5 スタジアム)はもともとはレッズのホームスタジアム。



浦和レッズのエンブレム、上に描かれている建物は埼玉サッカー発祥の地、旧埼玉師範学校の校舎です。埼玉師範学校は現在の埼玉大学教育学部なので、埼玉でサッカーが始まった場所も浦和市。



大宮サポのかたには余計なお世話だとは思いますが、レッズのエンブレムには「SAITAMA」の文字がありますが、大宮のエンブレムにはありません。ついでにレッズのエンブレムには 100 年以上前に使われていたサッカーボールが中央にデザインされ、浦和のサッカーの歴史が強調されていますが、大宮のエンブレムは普通のサッカーボールが左上にあり、プロサッカークラブのエンブレムだということはレッズよりもわかりやすいといえばわかりやすい。


また、J リーグ創設期に、浦和にプロクラブを誘致する当時の活動において、「浦和プロサッカー球団をつくろう会」が、神戸にあった三菱重工よりも先に地元埼玉の NTT 関東(現在の大宮アルディージャ)に声をかけたところ「プロ化はしない」という理由で断られた経緯があることは、それを良くは思っていないレッズサポーターも多いはずで。。


でも今年の大宮アルディージャ(以下、名前が長いので「栗鼠(リス)」)は強い。
直前の連戦はいずれも引き分けながら、タレントは揃っているし、攻撃も守備も組織で出来ていて面白いサッカーをしている大宮史上最強のチームとして、今回のさいたまダービーは埼玉スタジアムで初めて「ダービー」と呼ぶに相応しいさいたま市内 2 クラブの激突になりました。



・・ということで、この試合を現地で観たさにオマケも付いてきました。




マッチデープログラムは記念すべき 500 号でした。



マッチデーカードはズラタンでした。


試合前に『さいたまには浦和だけ』を合唱した北ゴール裏。この歌を嫌うレッズサポのかたもいるので全員で歌ったわけではありませんでしたが。

『幸せなら手を叩こう』の替え歌で、ダービーの煽りです。

さいたまには浦和だけ
さいたまには浦和だけ
さいたまには浦和があればイイ
だから大宮イラネ

逆に栗鼠サポの方がこの歌に対して寛容に感じます。
ダービーであれば多少の煽りはあった方がよいと私は思います。テレビ埼玉の煽り CM の方がもっと過激なフレーズが並びますし。

品のない煽りかもしれませんが、ゴール裏はマジメに歌っています。




さて、試合の方はというと、勝てた試合をもったいない守備とミシャの迷走采配によって勝ち点 2 を落とした内容でした。。。栗鼠はエース家長を欠いた陣容だっただけにレッズにとっては有利だったはずでしたが・・。


5 万人の「We are REDS!」大合唱から始まった試合、立ち上がりは拮抗していましたが、前半に栗鼠の DF 奥井が負傷退場。攻守に動ける奥井が早々に退場になったことはレッズをさらに有利にしたはずでした。

そして前半 37 分に柏木がペナルティエリア手前から決めた神技 FK で先制!
西川の前にレッズで正 GK だった加藤順大(レッズユース出身)もよく反応しましたが、順大の手の先を越えた直接のシュートが決まりました。


この後はレッズにややペースが傾き、栗鼠は決め手に欠く攻撃のまま前半のアディショナルタイムは 3 分。前半終了間際に西川が大きく蹴ったボールは栗鼠陣内の右サイドラインを越えました。もう時間を稼いで前半をリードして折り返そうとしたことが感じられたのですが、この後前半最後の プレー、栗鼠の CK でアディショナルタイム 4 分(主審は家本なのでこういう不可解な失点も認められる・・)に江坂に同点ゴールを決められて、最近あまり見なかったような最悪な失点の仕方で前半を折り返しました。失点シーンでは江坂へのマークが外れていたレッズ。。




後半に入り、前半から足が止まっていた状態の宇賀神がようやく動いて惜しくも外れたミドルシュートの際に栗鼠のマテウスに危険なかたちで接触されてしばらく動けず。宇賀神は前半から動けずイージーなボールロストやチェイスも出来ない消えた状態だったので、駒井投入かな?と思っていましたら、ミシャは何を考えたのか興梠と忠成を下げてズラタンと青木の 2 枚を同時投入。


なぜここで 2 枚替え?また 2 枚替え?


ズラタンが 1 トップで柏木がシャドーに上がった布陣に変わりましたが、この日両チームで一番パフォーマンスが良かったのは明らかに関根でした。右サイドはことごとく競り勝ちました。
その関根が上げたクロスから武藤が中央に走りこんでヘッドで勝ち越し!


これで再び盛り上がったスタンドでしたが・・前掛かりになった状態からイージーなミスを犯してマテウスに一人でボールを持って行かれ、守備を固める前に同点弾を叩き込まれました。。


ここでようやくバテバテ状態の宇賀神に代わって駒井投入。ミシャ、交代遅いよ!

駒井が左サイドに入ったことで両サイドが活性化されて前線の攻撃のバリエーションが格段に増えたレッズでしたが、シュート 19 本を放っても結局決め手に欠いて引き分けに終わりました。




強い大宮を相手に、勝てたゲームを集中力と統率力に欠いた守りで落としたようなゲームでした。

守備については個人のパフォーマンスというより組織的なものに最大の要因があるように感じられます。これは珍しくない失点パターンなので選手の誰かを責めるべきものではないように私は思います。選手は、ですけど。


それと、なぜかは理解に苦しみますが、相変わらず遅攻一辺倒の戦術で、厳しい試合ほど速攻の戦術カードがあってもよいのではないか、とも素人目ながら感じます。


選手の起用面についても、栗鼠の前節ガンバ戦のメンバーと今節を比較すると、レギュラーが固定されたレッズよりも栗鼠の方が、各選手が機能している印象があります。




たしかにこれまでのさいたまダービーでは一番盛り上がりましたし、死闘と呼べる面白い内容ではありました。
でも年間優勝を狙うチームとしては、たとえお互いのチームが真夏に連戦だったとしても勝たなければならない試合でした。


次節のカシマスタジアムに期待します。

それと、この試合がオリンピック前最後のゲームになった興梠と遠藤にはリオでの活躍を期待しています。
   
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2016年06月26日

浦和レッズ 3-1 ヴィッセル神戸



土曜日は帰玉しまして埼玉スタジアムにヴィッセル神戸を迎え撃ちました。

1st ステージ最終節といっても結局最後に一番強かったと評価をされるのは年間チャンピオン。
2 ステージ制に戻って 2 年めの J リーグですが、既に 1st とか 2nd とか、タイトルに重みがなくなっているように感じているのは私だけでしょうか。。。





それと、この日のレッズは1st ステージ終盤の 5 連戦のラスト 2 戦を連勝して連戦を 2 勝 3 敗として終わりましたが、結果とは裏腹に年間王者になれるのかミシャの采配に限界を垣間見た試合でもありました。

今は EURO も開催中ですし、世界基準の目線でミシャの采配を見てしまう面もあります。


今回、槇野が累積警告で出場停止で、左サイドは橋本?ヒラが右でスタメンだったら那須?まさか森脇ではないよね?と思ったら、


【スタメン】
▼浦和レッズ
1 西川 周作
46 森脇 良太
6 遠藤 航
4 那須 大亮
24 関根 貴大
10 柏木 陽介
22 阿部 勇樹
18 駒井 善成
20 李 忠成
9 武藤 雄樹
30 興梠 慎三

SUB
15 大谷 幸輝
7 梅崎 司
13 高木 俊幸
14 平川 忠亮
16 青木 拓矢
11 石原 直樹
21 ズラタン リュビヤンキッチ


CB に那須、右 SB が遠藤、左 SB が森脇という最終ライン・・・。


あのぉ・・森脇は本職ではありませんが・・。しかも DF が一人もいないリザーブ。CB が本職の永田、左 SB が本職の橋本、右 SB が本職の加賀はベンチに入っていない。特に橋本はミシャから不遇されているよね。。。


最近の試合では守備の立て直しが急務なはずのレッズなのに、どうして?森脇は攻撃面では良いと思いますが、最近の守備ではことごとく競り負けているし、レッズでは右サイドハーフで先発することはあっても左 SB なんて殆ど経験がないはず。もともとポリバレントなタイプではないのに左 SB?そんなに簡単なポジションじゃないだろう・・と眉間にしわを寄せて北ゴール裏からピッチを見ていた私でした。


さて、試合は落ち着いた守備から入ったように見えたレッズ。次第に前線で良い形を作れるようになり、森脇のロングフィードから忠成が神戸 GK のキム・スンギュと競り合って中央に落としたボールを興梠が走りこんでヘッドで先制!


ミシャが森脇を左 SB にコンバートしたのは対角線上に長いボールが蹴れて前線のメンバーを生かすための攻撃戦術だったのかな?

この日赤ちゃんが生まれた梅ちゃんをゆりかごダンスで祝福した先制ゴールでした。


さらに前半の終わりに神戸が何となく気が緩んだか、右サイドで駒井がボールを奪うと前線の忠成にパス、これを忠成がうまく中央に通して、そこに走り込んだ興梠が追加点。



忠成は前半にもう一つ、神戸ペナルティエリア中央でボールをフリックしたような巧いプレーもあり、連戦の中でも良い動きをしていました。


※サッカー選手のスタッツを見ると、一試合で走る距離は 10km~15km です。陸上長距離の選手でも一週間に 2 回も 10km(10,000m)以上のレースを経験することはありませんし、そんなことをしたら故障の原因にもなりますが、グラウンドコンディションや走る目的、それと動きの連続性を引いてもサッカー選手の体力酷使はハンパではありません(J の日程がアホなこともありますが)。加えてボクシングを長年続けたり、激しい打ち合いを続けた後に見られるパンチドランクに似た症状が出るような衝撃の強いプレーもあり、そういった過酷な試合を週 2 回ペースで繰り返すことは明らかに選手の体力を消耗させることになります。


前半は 2-0 で折り返したレッズ。


ところがミシャは後半開始から好調の忠成に代えてズラタンを投入。えっ!?その交代の意図はなんだろう?と私は思いました(忠成の負傷による途中交代)。

後半開始直後に自陣ゴール前の混戦から神戸のレアンドロにゴールを決められて 2-1 になりました。

このあたりから私はレッズの守備がとても気になるようになりました。
最終ラインはハイボールの競り合いで神戸の選手にことごとく体を入れられ、対人プレーも弱く不安定でした。

反面神戸は神戸で後半は足が止まりかけていたこともあり(峻希は関根をほぼ止めていましたが・・レッズユースの先輩の意地かな)レッズの攻撃もあと少し!というシーンが何度かありました。

ただ、前線でも守備の意識を感じたレッズでしたが、かなり当たり負けしていたことが気になりました。

この後、青木に続く 3 枚めの交代カードでピッチに入った梅ちゃんが神戸ペナルティエリアのラインギリギリで倒されて PK を獲得。その前に神戸選手のハンドを見落とした西村主審の辻褄合わせのような気もしないでもなかったのですが、これを梅ちゃんがしっかり決めて試合を決定的なものにしました。









結果は 3-1 で勝ち点 3 を得て 1st ステージ 3 位フィニッシュだったレッズでしたが、この日のゴールシーンは良かったとして、試合を通したミシャの采配には違和感を持った私でした。

守備が脆い。西川にボールを戻した時に相手 FW が必ず西川に寄せに来て西川のパスコースを限定させている→結果フィードの精度が甘くなる。ACL では我慢強かったのに J では球際の競り合いに勝てない。どうしてもコンパクトなパスサッカー、それだけの攻め方になって相手ゴール前で一瞬次のプレー(シュートではなくパス)を選ぶ “ 間 ” が明らかに空く。攻撃も遅攻一辺倒で相変わらず速攻は選択肢にない・・。


スコアではなく内容的に、年間王者に相応しいゲームだったかというと、ちょっと評価が微妙な内容、そして陣容でした。


例年、チームの勢いが低迷するとミシャの采配は迷走しますが、この試合は結果を出したからオッケーかもしれませんけど、これから夏になり、オリンピックにエース興梠と最終ラインの要の遠藤を欠くレッズは、もっといろいろな選手を起用しながら、ゴール前では躊躇せず積極的にシュートを打つ姿勢を見せてもらいたいです。


そして 1st ステージが終わったら間髪を入れず翌週に 2nd ステージが始まる J リーグ。
そう考えると 1st も 2nd も関係ないですね。この違いは単に J がファン獲得のために日程で遊んでいるに過ぎないと思います。
そのうち 1 シーズン制に戻るのではないですかね?

その上で、多くのサポーターの反対を押しきって強行に決めた現行方式、本来はファン拡大が目的だった 2 シーズン制採用で、集客に必要な、本当に大事な要素を J は真剣に見直すのか、集客のよくないクラブは切るのか、どうなんでしょうね。

で、レッズは 2nd ステージも 1st ステージと変わらない(?)戦術で行くのだろうなぁ・・・と半分諦めながら、愛してやまない浦和レッズを引き続き後押しし続けるのだろうなあオレは・・と思っています。





ミシャでタイトルは獲れんのかな?疑問だよ。。。やっぱ守備と速攻はあるべき戦術要素だわ。  
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2016年06月12日

浦和レッズ 0-2 鹿島アントラーズ



土曜日は帰玉しましてホーム埼スタに鹿島アントラーズを迎え撃ちました。



レッズサポにとって鹿島との試合は常に感情が入ります。

首都圏の某クラブのサポが「最大のライバルは浦和で、お互いに意識し合っている」と話していることをよく耳にしますが、それは向こう様の一方的な片思いであって、やっぱり鹿島、清水、ガンバ(特に 2008 年 5 月 17 日に向こうから水風船が投げ込まれたことに端を発した事件以降、というか私は実際その場にいました)、それと昔のヴェルディ・・このあたりが我々レッズサポが感情を込めて意識しているクラブチームです。





特に鹿島との試合は選手もお互いに意識しているので毎回熱いゲームになります。
ホーム、アウェイ関係なく毎回スタジアム全体が熱く盛り上がるので常にワクワク感があります。

ですので今回も「鹿狩りだ!肉祭りだ!Ψ( ̄∇ ̄)Ψ」と喜び勇んで現地参戦したのですが・・・



・・・結果は言い訳なしの完敗でした orz



レッズにとって、1st ステージ残り 5 試合(連戦)の最初の試合、相手は最大のライバル鹿島、場所は我らがホーム、暫定 2 位で残り 3 試合の鹿島と暫定 3 位で残り 5 試合のレッズで、1st ステージを優勝するためにはお互いに落とせない試合、有料入場者数は 5 万人超えのスタジアム・・・ベストメンバーで臨んで星を落としたのは痛かったなぁ・・。



この日の鹿島は強かったです。。。



鹿島の選手達は、レッズの選手がボールを持ったらすぐに寄せに来るし、対人プレーでレッズに当たり負けしなかったし、1 対 1 でことごとく抜かれたし、パスとドリブルを使い分けた攻撃も上手かった。レッズもあれだけ速攻が上手かったらなあ・・と残念に思いました。


ただ、これでミシャを「解任しろ」というのは違うのでは?とは私個人の意見です。
試合後の選手挨拶で「ダメダメ」と手を上に挙げて振った分際で言うのもおかしいかもしれませんが、たとえばボクシングでいえば、統計上 KO 決着率が一番高いのが初回であるように、試合の入り方が悪かったです。そのままズルズルと行ってしまった感がありました。

オーストラリア人の主審が J でも稀に見るイケてない人だったことも影響したのかどうかは・・・影響していないと思いますが。


前半はゴールポストに 2 回救われました。

2 回連続してゴール枠を外れてくれた奇跡のようなシーンもありました。


後半は立ち上がりで攻撃時に宇賀神が左サイドから中央に・・・鹿島にパスしちゃった orz
ボールを拾ったカイオがドリブルで持ち上がって、最後は金崎に決められて痛い先制点を献上してしまいました。


直後にミシャはパフォーマンスの良くなかった宇賀神と梅崎を下げて駒井と関根を入れました。

個人的にはこの交代よりも両サイドバック・・・前半は前掛かり気味だった左サイドを狙われ、後半は右サイドも狙われ、、、で、足もとの技術でも置いていかれる展開になっていたので、どう修正するのかが気になっていました。あんなに後ろをないがしろにしたら西川や遠藤がしんどいと思うのですけど。


駒井が入ったことで右サイドはドリブルで切り込む選択肢が増えたわけですが、結果は出なかったにしても、それはそれで良かったのかな?

武藤が惜しいシュートを放った 58 分過ぎ頃から、スタンドはロングチャントで声が萎みつつあった感がありましたが、ようやく気持ちの入ったプレーが出来るようになったレッズは 80 分過ぎまで自分達のペースも鹿島の堅い守りにゴールを奪えず。

レッズの場合、決定力は個人の力よりもチームとしてどんなふうに連動するのかというプロセスに重きを置いているので、ここが機能しなかったところが最大の敗因だったと私は思いました。戦術面でもレッズの攻撃パターンを石井監督率いる鹿島に読まれていたように私は感じました。



そして駒井のプレーにイエローが出されて終盤に PK で失点。。。





はあ、、ミシャが監督になってから初めて鹿島に負けたか・・・しかも完敗。優勝を狙うチームが大一番で負けるかよ orz


今回は試合前のコレオグラフィーが 2008 年 4 月 13 日、永井の 2 発で完勝した小雨が降る鹿島戦と同じ赤地に黒の縁取りで白文字の「URAWA」、その直後にスタジアム全体で「We are REDS !」の大合唱だったのですが、あ~・・!!




7 月のカシマスタでリベンジしないとなあ・・・。

しっかし、鹿島は強かったです。
 

追記:

昨年末のガンバとの試合後に続き、またですか(怒)
カイオの献身的なプレーや日本での経歴を知っていたら絶対に言えない言葉だろ。
いや、そうでなくても言ったらダメだろ。。。0.1% にも満たない非常識なレッズサポ(サポーター?)の人、何でそういうつまらないケチをつけるんだよ。。。

試合前はピッチもスタンドも気合いが十分入っていたのに、後味まで悪すぎた試合でした。  
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Posted by SDI at 02:17Comments(0)【浦和レッズ】