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関東在住の埼玉県人で、ハンドルネームは LOUDNESS の代表曲『S.D.I.』から取りました。

最近は浦和レッズのゴール裏サポーターをお休みしてオッサン選手として陸上競技選手に復帰するべく練習する日々、

予定のない週末は外で静かな癒しを志向したい永遠の駆け出しキャンパーです。
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Posted by naturum at

2018年08月25日

猛烈な暑さと混雑とで諦めたソロキャン@巾着田



今日は車検に出していた車を取りに埼玉県内のディーラーに行ったついでに巾着田でソロキャンを・・とプランしていたのですが、気温 39 度の外気と、混雑していた現地に悩んだ結果、諦めて帰宅しました。


それはそれで経験にはなりました。


以上、キャンプ(?)レポは終わりです・・・というとキャンプが出来なかった分余計に寂しくなるので、(我が家の)今後の参考と、私が埼玉県人ゆえに、埼玉のことを少し書いて自己満足したいと思います。






車検に出したセレナの代車にディーラーからノート e パワーをお借りして、荷台にアメドを載せて自宅を出ました。

石の多い河原で寝ることを考えるとメッシェルとコットがちょうどよいと思ったのですが、暑さと混雑を想像するとキャンプをせずに帰宅する選択肢もあるかと思い、インナーマットがあるアメドのみのコンパクト(?)な装備で出発しました。


でも、上の写真の装備は “ 差分 ” で、




ディーラーの駐車場でセレナに荷物を載せ替えました。


・・・今日は “ 民族大移動の日 ” だったようで、外環道は 3 ヶ所で渋滞、ディーラーから巾着田に向かう間もずっとノロノロでした。帰りも圏央道を除いて渋滞の連続でした。



巾着田の近くにあるホームセンター、カインズでケンタ薪を 440 円で買って、ついでにキャンプギアをチェック。
意外と使えそうな BUNDOK の小物が幾つかありました。


カインズに寄った後は目の前の交差点を渡ってガソリンスタンドでガソリンを入れて、その後隣のマミーマートで出来合いの食材を買いました。

マミーマートから 4km 車を走らせたら巾着田に到着。


15 時過ぎの駐車場は既に満車で、おそらく地元にお住まいの係員さん達(シルバー)のご指示に従って、順番を待って駐車場に入りました。



でも、直射日光と高温の外気に加え、8 月最後の土日は混雑していてアメドの設営場所に迷いました。。






日陰が多くて石も小さい奥の方もグルキャンの方々を中心に混雑、




石が大きい橋の方は若い人達のグループ数組がそれぞれ音楽を流しながら川遊びと BBQ。おそらくこれからもっと盛り上がるであろう雰囲気。


う~ん・・・



・・・夏の河原、私はどちらの雰囲気も嫌いではないです。



私も大学生の当時だったら脱色して明るい色になった髪に上半身裸になって、首にチョーカーを掛けて、皆とワイワイやったはず・・・・・・というか、実際そうでした。

今でも静かなソロキャンで Superfly の歌をスマホから流して聴いたりしていますし、、、



でも、私が今日やりたかったソロキャンは、風の通る涼しい河原で静かなキャンプでした。



要は 15 時に着いた結果、良い場所を取り損ねたんだな、ということで納得しました。

キャンプ場ではない場所で「私が」静かなキャンプをやりたかった、それだけです。
これは嫌味でも何でもなく事実です。私が自分の思い描いたキャンプをやりたかっただけ。



・・で、加えて 16 時を過ぎても気温は 35 度オーバー。どうすべ?と考えて私が出した結論は、諦めてバーチーの自宅に帰る!・・でした。


競馬が好きなかたには何となくご理解頂けるかな?と思うのは、本命不在の牝馬のハンデ戦(ほぼ荒れる)で、ムリに考えて買わなくてもよい馬券を買うのが今日の巾着田でキャンプをすること、という感じで。


少しもったいない気もしたのですが。。。


帰りは渋滞回避の時間優先で、圏央道鶴ヶ島 I.C. から久喜白岡 JCT 経由で東北道→外環道を使いました(圏央道の料金は高すぎだと思いました・・)。




菖蒲 P.A. 、トイレの広さは今まで寄った S.A. 、P.A. の中でも一番で、食堂のラーメン屋も美味しそう、お土産コーナーも埼玉県のものを中心に充実していて驚きました。




埼玉県人としては、こういうお土産が売られているのも嬉しかったです(私の母校ではありませんけど、知らない学校ではなく)。



美味しそうだったので買って帰った “ お土産 ” は山形の米沢で造られたものでした。これは夕食でご飯がススムくんでした。


ということで、どうやって文章を締めようか悩ましいのですが、巾着田で静かなキャンプをするのであれば、キャンプと BBQ が禁止される 9/1~10/31 を過ぎてからかな?寒い季節になって機会があればまた行ってみようかな、と思いました。


今日はキャンプをせずに帰りましたけど、やっぱり巾着田は良いところだとは思いました。
夏であれば穏やかな流れの小川で川遊びも出来ますしね。

私の生まれ育った埼玉で、オススメ出来るレジャースポットです。
何がオススメなのかを書いていませんが、週末に人気なのは、それだけで理由になるかとは思います。
駐車場にあった車のナンバーは、品川や八王子など、県外のかたのものを何台も見かけました。
 

こちらで私がやりたいキャンプをやるなら秋から春が良いのだろうな、とは思いました。。
(係員さん達も暑い中、大変そうな表情をしておられましたし)
  
   
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Posted by SDI at 21:12Comments(0)埼玉:巾着田

2018年08月11日

【避暑キャンプ】国民休暇村裏磐梯 2018.08.05~08.08 (その4)

キャンプから帰ってきて、娘はコースレコードが出た GIII 小倉記念をすぐにネットで確認していました。
私はビデオ録画をしていた辰吉寿以輝の試合(日テレ G+ のダイナミックグローブ)を観るべく・・って、まだ観ていないので今夜観ます。


・・・全くアイスブレイクにならない( ↑ )ので前回の続きをレポートして、今年の裏磐梯キャンプを締めたいと思います。






4 日目の朝は晴れました。



朝 6 時の気温は 18 度、結露していた幕も陽が上れば間違いなく乾燥出来るだろう、という陽気でした。





雨に降られ続けたキャンプだったけど、最後の一泊は幸せに感じられたなあ~。



今年は赤トンボが明らかに少なく感じられた裏磐梯でした。。


朝食は簡単にパンと生野菜のサラダ、


それとミニトマトの「アイコ」。新品種のミニトマトだそうで、歯ごたえのある皮に良い意味で酸っぱさがあり、フルーツ感覚で食べました。



それと豆腐の味噌漬けをチーズのように細切り(× 骨ガム)にしてつまみました。


朝食の後はワン吉の散歩をして、9 時前に撤収作業を始めました。



撤収作業中、なぜかメッシェルの中がアブの巣窟状態になって追い出すのに一苦労しました。。


それと今回は例年と違ってペグを抜く作業が楽でした。
理由は(おそらく)前日までの雨で地面が緩くなっていたのだと思います。




10 時半には撤収作業完了~。無事に台風 13 号が来る前に片付けを終えてチェックアウトしました。


帰り道では台風による悪天候を考えてお土産だけ買うための寄り道。


11 時過ぎの桧原湖畔、上の写真では晴れているように写っていますが小雨が降り始めていました。

桧原湖を出た後は猪苗代町に向かう途中にある歌川果樹園さんで毎年のように桃を買いました。


帰り道では磐越道でいわき市内に入ったあたりから雨が強くなり始めて常磐道では延々と速度規制になっていました。


昼食を阿武隈高原 S.A. か常磐道の中郷 S.A. で、と話していたのに娘が車内で熟睡だったので、休憩なしで日立中央~日立南太田間の連続するトンネルを抜けた直後に横風に煽られて恐怖を感じたので、すぐ先の東海 P.A. で小休憩。この後は真っ直ぐ帰りました。


※帰り道で「これは安全上非常にマズい」と感じたこと:
 バックミラーが使えなくなるほど車の荷台に荷物を積んでしまったことです。
そのため悪天候の高速道路で後ろを注意するにはサイドミラーだけが頼りで、車間の距離感が掴みづらかったです。


さて、帰宅した後の幸せ、


私はコレ( ↑ )でした。



これを “ お猪口(おちょこ) ” で味わいながら飲みました。
(お猪口は榮川ではなく米沢の東光のものだったのですが・・汗)

そのうち、お猪口か小さい湯のみをキャンプギアに加えたら、キャンプで幸福感が増すだろうなあ~と思いました。



お酒の肴には荏胡麻(えごま)の葉を豚肉の冷菜に巻いて食べました。
荏胡麻の葉は紫蘇(しそ)の葉のような風味がしました。


これで今年の避暑キャンプは終了で、我が家はキャンパー 4 年生を卒業したのですが、まだまだキャンプギアはコンパクトにならず、調理器具などは一般家庭のそれの延長で、おしゃれなキャンパーになれる日は来るのか・・多分来ないだろうなと思います(笑)。


今回のレジャーで未だに気になっているもの:




道の駅裏磐梯で発見した「蕎麦ソフトクリーム」。

男梅ソフトクリームは娘が気になっていましたが、蕎麦ソフトクリームはお店に飾られた写真で見る限りではコーンの上に蕎麦の麺を盛ったようにソフトクリームが乗せられていたので、単にネタとして気になりました。
道の駅では満腹感があって買う気にならなかったので、これは今年の旅行記(ブログ)を参考に来年以降トライしたいと思います。
   
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2018年08月10日

【避暑キャンプ】国民休暇村裏磐梯 2018.08.05~08.08 (その3)

昨日小3 の娘宛てに大きな封筒が届いていました。





差出人と、





封筒の中身。


今治タオル・・肌触りイイよね、羨ましい(笑)。


前回の続きです。



3 日めの朝も強い雨でした。。。


ここまで雨に好かれた裏磐梯のキャンプも初めてだよね、と家族で話になりました。

朝 6 時頃の気温は 17 度でした。






午前中には雨が上がりましたが天気予報のとおり寒かった 8/7 の磐梯高原、先週立てたレジャー計画は、2~3 日めは崎川浜でのんびり湖水浴、最終日は磐梯ゴールドライン沿いにある榮川酒造を見学でしたが、雨のために既に予定が変更になってきている・・このまま気温が上がらなければ温泉に行くか?と、今回は沼尻温泉ではなく桧原ふれあい温泉にでも行くか!桧原湖沿いに車でぐるっと回れば行けるし。

という私の提案に対して、娘は「桧原湖でモーターボートに乗りたい」とのこと。



う~ん・・・まあ、今回はそれもアリかな?なんて思いながら、絵を描いていたら晴れてきました。


そこで目的をモーターボートの乗船に決めて桧原湖を米沢方面から車でぐるっと遠回りにドライブ、車の窓を開けてドライブをしていたら寒くなってきたので窓を閉めて運転して、道の駅裏磐梯に到着しました。


ここでの気温は 17 度、時刻は 12 時頃。
涼しいというよりも寒かったので、我が家はモーターボートの乗船に萎えていました。

なので、道の駅裏磐梯で鮮度の良い野菜と山塩を買い、


メンチカツ(今気付いたのですけど、3 日連続でカツを食べた私・・)と天ぷら饅頭を食べたら、なんだかいろいろ満たされた気分と面倒くささが相まって、「もうキャンプ場に帰ろうぜ」と我が家の女性陣に提案したら、意外とすんなり受け入れられたのでキャンプ場に戻ることにしました。




でもせっかくだから途中で裏磐梯物産館に寄って、各々が欲しいお土産を選びました。我が家の女性陣は会津塗りの小物を選んでいました。

裏磐梯物産館は五色沼散策路の入口に当たります。




物産館の裏手から眺められる五色沼の一つ、柳沼。水が澄んでいました。

我が家にとって今回で 5 回めの裏磐梯キャンプでも、まだまだ見るものがあります。キャンプ場からすぐ近くにある五色沼も小野川湖も曽原湖も中津川渓谷も、少しだけ足を延ばして雄国沼も行っていませんし、裏磐梯は深いです。秋元湖は 8 年前に眺めましたが。あ、五色沼も小学校の修学旅行で歩いたか・・小学生当時に。。









キャンプ場に戻ってからは最高の一泊になりました。





涼しい!ホントに涼しくて心地よい空気を満喫しながら夕焼けを眺めてお酒を飲み、クレヨンで絵を描きました。使った色は黒のみ。




磐梯山の山頂はキャンプの間ずっと気まぐれでしたので、山頂は想像で描きました。



ワン吉にも暖かい格好をさせて、







山塩だけで味付けをした焼き茄子をおつまみに(山塩が茄子の味を引き立たせてまいう~)裏磐梯の最後の夜をのんびり過ごしました。



で、夕食はおでんでした。





この日の夜は満天の星空になりました。

普段は安達太良山や磐梯山に雲が当たって、100% の星空になることは滅多になかった(一度もなかった)我が家の裏磐梯キャンプで快晴の夜空。

前も後ろも、右も左もまあるい空で見上げる天体ショー。

たまに見える流れ星の中で、今回驚いたのは西の空をかなり長い距離を流れて消えた火の玉!見たこともない巨大な流れ星でした。いわゆる「火球」というものだと思います。


蛍だけは最後の夜まで見えませんでしたが、雨に降られ続けたキャンプの最後の最後でプライスレスな夜を満喫することが出来ました。


キャンプ後記につづく
 
  
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2018年08月09日

【避暑キャンプ】国民休暇村裏磐梯 2018.08.05~08.08 (その2)

キャンプから帰ってきた翌日の今日は、我が家の家族はワン吉を含めて全員終日体を動かす気になれずで、下界に戻って夏バテ状態になっていました。。


磐梯高原は涼しくてよく眠れました。

キャンプを始めた 4 年前から今回で 5 年連続の裏磐梯夏キャンプ、福島で夏休みを過ごすようになったきっかけは 9 年前に訪れたこちらのペンションで、以来今回で 7 回めの福島での避暑でした。


前回の続きです。




夕食を食べ忘れて寝落ちした私は、4 時に目を覚ましました。



今回で 5 回めの裏磐梯夏キャンプで初めて結露しなかったテント。
早朝の気温は 18 度・・夜は例年よりも冷えなかったということでしょうか。




ワン吉と涼しい磐梯高原の空気に触れた後、5 時に二度寝しました。






6 時頃から外は雨になりました。



初日も僅かににわか雨が降りましたが、この時の雨は本降りでした。
キャンプでは 2 年ぶりくらいに経験する本降りの雨でした。




朝食に会津小茄子の入ったラーメンを食べながら、もともと今日は猪苗代湖の崎川浜で湖水浴の予定だったのに、どうしようか・・明日は裏磐梯の最高気温が 20 度の天気予報だから標高 500m の猪苗代湖周辺も湖水浴向きではないだろうし、悪天候だからスマホも電波を捕まえられずレジャーの参考にネット検索は出来ないし・・・と、一日の計画を考えました。




ワン吉もいるので選択肢は多くないし、あ~・・でも、レジャーもイイけど「キャンプ」をしに来たんだよな、と悩んでみて、



絵を描き続けるキャンプも悪くないよな、と家族に話した私は、家族からオッケーをもらい、午前中はメッシェルの中でのんびりして雨をやり過ごしました。


この日は終日断続的に降り続けた雨でした。


・・・お昼には雨が一旦上がったので猪苗代町に下りてヨークベニマルで食材を調達しました。
ここでまた弁当を買って裏磐梯に移動。



桧原湖畔でランチにしました。


この日のお弁当選びは家内に任せてスーパーの駐車場でワン吉と留守番をしていた私。
お弁当・・もしかしたら・・あの人のセンスを想像すると・・・と嫌な予感がしたのですが・・・




やっぱり(・・・)。

オレだけ 2 日連続ソースカツ弁当かよ~・・・、、とブツブツ文句を言いながら口にした会津名物は、前日に食べたソースカツ弁当とは別物でした。柔らかいトンカツの中にチーズが入っていてまいう~でした。







ランチの後は 15 時頃にキャンプ場に戻りました。

午前中は蒸し暑さに息苦しさを感じて、山を下って猪苗代町に着いた時も気温が 30 度近くあったこの日、磐梯高原に戻ったら涼しさを感じて、この後は過ごしやすい空気を吸えました。




管理棟で 300 円を払ってシャワーを浴びて、ホッとしました。









※ちょっと脱線
娘:父ちゃん、何でも写真に撮るよね。ブロガーじゃんw。
私:い、いや、あのね、次ココに来る時の参考になるでしょ。実際参考になってるでしょ。。





シャワーでさっぱりした後は地酒と会津産のスイカを楽しみながら磐梯山の噴火口(爆裂火口)をクレヨンでスケッチしました。
日本酒が苦手だった私が初めて美味しいと感じた日本酒が、磐梯山の麓に酒蔵がある榮川でもあります。


・・今回のキャンプで、私は磐梯山を 5 枚描きました。

誰に言われるでもなく、自分から描きたいと思って描いた絵は下手でしたけれど、クレヨンの筆の流れや色の付けかた(線の強弱や重ね塗り)、構図の取り方などが面白くて、最終日までに描いた枚数は磐梯山以外を含めて計 7 枚になりました。娘は 10 枚ほど描いたようです。






日が暮れて薪を買いに管理棟に行きました。



杉薪かあ・・年々質と量が微妙に変わってきている休暇村裏磐梯で買える薪。
これはこれで全然使えるし、私もキャンプを始めた当時はオール杉薪の軽い一束で満足出来たはずですが。
やっぱり来年は猪苗代のコメリにも寄ってみるかな。




夕食前に花火を楽しみました。

花火が終わった直後から再び本降りの雨。




メッシェルに避難して夕食はカレーでした。


幕を強く叩く雨と風の音に、“ 大きなキャンプギア ” はスノーピークで良かったと感じました。


その後 0 時過ぎにも大雨に目を覚まさせられました。。


つづく
   
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2018年08月08日

【避暑キャンプ】国民休暇村裏磐梯 2018.08.05~08.08 (その1)



夏休みは今年も福島県耶麻郡北塩原村で 3 泊してきました。


今年に入ってからの私は・・仕事のことを考え出して毎晩なかなか眠れず、夜中にお菓子を食べて止まらなくなる、といった、そろそろヤバいかな?と思ってしまうような生活状態、加えて連日のうだるような暑さに、裏磐梯のキャンプが近づくごとに一刻も早く静かで涼しい場所に逃げたい気持ちが強くなっていました(→ 要は超凡人なんです、仕事は楽しんでやっていますけど)。


キャンプに行く前の週の金曜日に、会社の後輩に「北塩原では携帯の電波は殆ど入らないから仕事の連絡はムリね!」と話したところ、「僕の親戚の家が磐梯町(表磐梯)にあるんですけど携帯の電波は普通に入りますよ」と言われて、「ごめん、話を少し盛った」と返して夏期休暇に入って、現地では天候が悪くなると au の携帯の電波が全く入らなかったので、それはそれで自分にとっては仕事に対する諦めも早々についてリフレッシュ出来たキャンプになりました【確信犯】。

夜もぐっすり眠れました。


今年の裏磐梯でも私は出発の前日に髪を短めに切り、コンパクトな収納を意識してプラスチックケースを 2 つ追加で購入しました。

他に事前に揃えたギアはジェントスの EX-1977IS、これはカタログスペック(100 ルーメン)よりも明るく感じて、コスパが良かったです。EX-1977IS はもう一つ買おうと思います。我が家では「ミニジェン(ミニジェントス)」と呼んでいます。

惜しかったのはキャプテンスタッグのケトルで、さすがパール金属の製品だと感じた滑らかなステンレスの本体でしたが、ガスコンロの上でお湯を沸かすにはサイズが十分でなく、かといって SOTO の ST-301 に乗せるには不安定で、我が家にとって冬キャンで暖を取るストーブの上でなければ、夏キャンでは使い勝手に悩みました。


それと小型でも丈夫、ネットで買っても送料込みで 1,000 円台で新品が買えたキャプテンスタッグの火起こし器を今回のギアに加えました。




・・さて、バーチーの自宅を 7 時半頃に出発した日曜日は、途中常磐道で 30 分ほど渋滞があったものの、その後は順調。磐越道で目の前で見た事故には高速道路の安全運転をあらためて留意して通り過ぎました。

事故は、4 台が路上に停車していて、スピンしたと思われる 1 台の上に 1 台が立ち上がるように乗り上げていました。。

常磐道に比べたら磐越道は安全運転をする車が多いと(私は)感じるのですが、いわき JST からずっとオートで車を走らせていた私は、その後もアクセルを踏むことなくオート設定で猪苗代町に向かいました。







お昼頃に猪苗代町のスーパー、ヨークベニマルに到着しました。
今年も我が家を迎えてくれた磐梯山(表磐梯)。



磐梯山は表と裏で表情が全く違います。大映さん、スミマセン。


ヨークベニマルで今年も会津名物のソースカツ丼を買おうと期待していたのに、この日は惣菜コーナーに並んでいなくて、代わりにとんかつ弁当を買いました。まあ、ソースのかかったトンカツ弁当であれば何でも同じだろ、という安直な考えで代替にしました(その後別物だったと分かりました・・)。





キャンプ場には 13 時前に着きました。












気温 26 度、少し蒸していたものの、やっぱり関東と比べて全然涼しかった初日の磐梯高原でした。
加えてお盆シーズン直前で、とても静かだった休暇村裏磐梯キャンプ場でした。








芝の上でランチにした後、広々とした D サイトの区画で寝床を設営。磐梯山の爆裂火口を正面から一望出来る贅沢な区画を選びました。

そして一年ぶりに味わった強敵な地面でした(昨年はスノーピークのソリステ 20cm が曲がった地面)。










ランチの後は楽しみにしていた会津の特産物を口にしながら、今回試しに持参することにしたスケッチブックとクレヨン。クレヨンで風景を描いたら優雅で時間が止まっている感覚をもっと味わえるのではないか、と考えて自宅近所のダイソーで事前に調達しました。

私と娘は磐梯山をスケッチ。家内はメッシェルの中で昼寝。ワン吉も涼しい芝生の上で昼寝。


この時点で家族皆で一致した意見は


やっぱり裏磐梯(の D サイト)は別格のキャンプ場だよね!


でした。


絵を描いている途中で炊事場から「外来種のウチダザリガニを食べますよ~」との声が。




初めて見る、つい最近テレビで観たあの有名なウチダザリガニ。







尻尾の苦い部分を手で取り除いたら、塩だけで茹でたウチダザリガニを皆で味見。

ハサミもミソも濃厚な味で、おお~・・初めてザリガニを食べた私・・・まいう~じゃん!味はカニだよ、これ!

「ウチダエビ」とか名付けて何パターンか調理加工して道の駅裏磐梯や桧原湖畔で観光客向けに少し高価に販売したら、駆除する分のコストの助けになりませんかねぇ~、なんて現地の方々と談笑した私でした。駆除が完了したら販売終了~ということで(笑)。


北米では食用として一般的なザリガニを日本の食用ビジネスに北海道に持ち込んだ人が、ザリガニを食べない日本の食文化に諦めて捨てたことがウチダザリガニの外来種としての歴史の始まりで、摩周湖ではイセエビ並みに大きくなって今も生息しているそうです。

その後北海道から東北に持ち込んだ業者が、やっぱり本州でも受け入れられず裏磐梯でも捨てたことで、まさに現在繁殖しているそうです。しかも徐々に本州を南下しているそうで。。





このキャンプ場を流れる小川で前日に仕掛けた罠に翌朝掛かったウチダザリガニ。普段は一度に 40~50 匹獲れるそうで、今回は少なかったそうです。

それでも一番多く生息していた当時と比べると 10 分の 1 くらいになったそうですが、小川が注ぎこむ小野川湖や、すぐ隣の桧原湖にはもっと生息しているそうで、キャンプ場では蛍の幼虫を食べてしまったり、桧原湖ではワカサギを食べてしまったりで、在来の生き物が減る要因になっているそうです。


そんなに繁殖力のあるコイツらは、、清流にしか棲んでいない生き物なんだそうです。。。


また、外来種は生きたまま現地から持ち出すことは法律上 NG で、現地で茹でたり焼いたりして食べる分には何匹捕まえても OK なんだそうです。

因みに、休暇村裏磐梯キャンプ場の小川に生息しているザリガニは全てウチダザリガニだそうです。。


話ついでに、今年の現地は猛暑の影響で蚊もブヨも少ないそうです(私ゃ蚊に両足を計 2 箇所刺されましたけどね)。




ザリガニを美味しく食べた後は磐梯山のスケッチを再開しました。




夜は長袖が恋しくなる肌寒さになり、我が家の女性達とワン吉は夕食、私はアメドの中でシュラフを広げたら涼しさに大の字に寝転びたくなって、そのまま翌朝まで寝落ちしました。


つづく
   
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