2020年08月20日
【マイベストキャンプ】かわばたキャンプ場 2020.08.16~08.19 (その1)


我が家の今年の夏休みは、1 ヶ月ぶり 2 度めの福島県檜枝岐(ひのえまた)村で、利用者の方々が圧倒的にリピーターだという噂を聞いていたかわばたキャンプ場にお邪魔して 3 泊 4 日を過ごしました。
今回のキャンプで我が家はキャンパー 6 年生を卒業したのですが、かわばたキャンプ場の 3 泊 4 日は我が家にとってこれまでで一番良い思い出になったキャンプが出来ました。
“ ベストなキャンプ ” と言うには、キャンプ場の良さだけでなく、キャンプ場の立地に天気に使っているギアに地元の食材や人との交流など、いろいろな要素が重ならないと、私にとって 89 回めのキャンプにして今さらベストだなんてなかなか味わえないのでは?と思っていました。それが今回とても恵まれました。
それと、こちらのキャンプ場のオーナー、節子さんの “ この人凄い! ” と私自身が普段仕事をする上で非常に勉強になる心遣いを連日目にしたことは後述します。
さて、初日は 6 時ちょうどに自宅を出発して、鬼怒川温泉方面から南会津~檜枝岐に入るルートで行きました。
日曜の朝だったので混雑せずに下道の国道 4 号で宇都宮まで行き、宇都宮からは日光有料道路で料金は 310 円、今市 I.C. からは再度下道を使って鬼怒川を遡上しました。
このルートを選んだ理由は、鬼怒川温泉周辺を通ることで、途中で寄り道して買い物が出来そうな場所が多かったからです。


それでも早く自宅を出たので 9 時半前に道の駅湯西川に着きました。
こちらで小休止して、わさびかまぼこと湯葉かまぼこを買いました。



五十里(いかり)ダムの目の前に建ち野岩鉄道の駅も接続している道の駅湯西川。日光市の最北部、冬は雪深い旧藤原村で確認した気温は 29 度でした。


この後は鬼怒川支流の男鹿(おじか)川の清流を横目に S 字カーブが続く山道を走り、南会津に入って先月の七入キャンプと同様に会津鉄道会津高原尾瀬口駅に併設する憩いの家で南会津の地酒を買いました。

憩いの家で私が買った地酒は国権の「てふ」で、例年であれば全国で 3 店舗、今年はコロナの影響で憩いの家にしか置かれていないそうです。
それと、家内は 8 月に入荷され、年にこの時期しか手に入らない国権の生酒と、先月買ってまいう~だった男山の生酒が僅かに売れ残っていたので買いました。

それと伊南川の石ころも買いました。甘納豆を少し固くしたような小豆のお菓子はけっこうクセになります。
伊南(いな)川の上流が檜枝岐川で、そのさらに上流は七入キャンプ場脇を流れる実川です。


憩いの家を後にしたら中山峠を越えて道の駅番屋に寄りました。
番屋では何か食材を・・・と思ったのですが、こちらは、どちらかというと食事がメインの印象でした。
道の駅番屋の良さは最終日のレポで書きます。
行きがけにこちらで買った栃蜜の飴は美味しかったです。

その後も寄り道をして、奥会津物産館に寄ったのですが、こちらもお菓子などの包装されたお土産物が中心で、今夜の食材を買う場所ではありませんでした。
ただ、奥会津物産館でハンカチやキーホルダーと並んで売られていた赤べこのワンポイント模様が入ったお箸は、丈夫そうな上に赤べこの箸おき付きで娘のキャンプギアになりました。

いろいろ立ち寄り、さあ後は檜枝岐!と車を走り出したら雨が降ってきて、途中やや本降りになり、また雨キャンか?と嫌な予感がしました。南会津は広くて、憩いの家から檜枝岐の道の駅まででも車で 1 時間半かかります。
それが檜枝岐に入って間もなく長いスノーシェッド(雪崩対策のトンネルのようなもの)を過ぎて村の入口に着いたら、あれ?全く雨が降っていないし、空もよく晴れている!なんだかラッキーな気持ちになりました。


自宅から 5 時間 45 分をかけて着いた檜枝岐の道の駅。東北道西那須野塩原 I.C. から塩原温泉以西の急峻な峠を山越えしなくても、宇都宮からの所要時間に差はないかもしれません。
道の駅敷地内にある山人家(やもーどや)で地元のアイスを食べたら、ホントにあと少し移動して、かわばたキャンプ場には 12 時 20 分頃にチェックインしました。

キャンプ場で利用料を払おうとしたら、オーナーの節子さんから「設営してからでイイよ」と言われて、であれば甘えさせて頂いて設営場所を選び、檜枝岐川が近い場所に設営しました。

キャンプ場の左最奥に設営したところ、事前に情報を取ってはいた地面が想像以上の超強敵で、ソリステもエリステもパワー SUS も、小川のハンマーで叩いてもなかなかスタックせず、いくつかは叩いた反動で跳ね返りもして、過去最強の固い地面に心が折れかけました(苦笑)。
こちらの固い地面は、固いゆえに雨上がり後の水はけは抜群に良いそうです。
それと、我が家が設営した場所は大きな砂利の多い、どちらかといえば駐車用に使われているスペースで、「一番固いかもしれない」場所だったようです。

そこでハンマーだけはキャンプ場でお借りしました。
管理棟にはハンマーとペグが無料で貸し出されていました。
それと、噂の五寸釘もペグ代わりとして貸し出されていました。ってか、刺さるなら五寸釘もペグとしてアリだよな・・・と私はマジメに思いました。
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※余談:

トンネル LDX+ のフライの裏地が 2 箇所、剥げていました。。。
前回の雨キャンの後、長梅雨で僅かに晴れた日に水っけのないアスファルトで乾燥させた際に風が強くてフライの前後 2 箇所におもりを乗せた結果、擦れてしまったようです。。
これはそのうち入院だろうなぁ。。
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お盆シーズンの翌週で贅沢に利用させて頂いたフリーサイトは、設営が終われば檜枝岐川が見えるよいロケーションでした。






設営後のお楽しみ、外を眺めながらの一杯。
キャンプ場の水道から出る檜枝岐の冷たい天然水で冷やして飲んだ南会津の地酒は最高でした。





お酒を少し楽しんだ 14 時過ぎ、日本列島を猛暑が襲った週のかわばたキャンプ場(標高 1,000m )はちょうどよい涼しさで、目の前を流れる川からの空気もとても清々しく、場内もよい感じに静か(長閑)で、私とワン吉犬太郎は寝オチしました。
ワン吉が寝オチするキャンプ場は良いキャンプ場と我が家では一つの目安にしていますが(笑)、私も場内の心地よさから早々に眠くなりました。
もう、この時点で最高のキャンプが出来ることを確信しました。
つづく。
Posted by SDI at 22:19
│福島:かわばたキャンプ場