2020年08月23日
【マイベストキャンプ】かわばたキャンプ場 2020.08.16~08.19 (その5)
前回の続きです。
檜枝岐から自宅までは車で 6 時間以上かかるので、最終日のレポは帰りの寄り道とお土産の話が殆どです。

朝は 7 時半頃に目を覚ましました。



朝は冷えました。

最終日の朝食は予定どおりカップラーメンでした。



今回の 3 泊 4 日では一度も雨に降られず、気温も 30 度に届くこともなく木陰は日中でも涼しく、天然のプール(檜枝岐川)が目の前にあって、場内では複数のキャンパーさんと交流もあって、最初から最後までとても満足出来たキャンプでした。

朝食の後少し涼しい空気に触れたら、9 時から撤収作業を始めました。

ペグを抜いて、1 本のパワーペグ SUS の先端(上の写真のペグ先端左)が曲がっていることに気付きました。
これまで、休暇村裏磐梯でソリステ 20cm が曲がったことはありましたが、鍛造ペグ並みの強度があるパワーペグ SUS が曲がったかわばたキャンプ場の地面も強敵でした。設営が終われば、後はハッピーだけでしたけど。
11 時半にチェックアウトのご挨拶に受付に寄ったところ、暑いからお茶でも飲んでいきなさいよとご厚意頂いて、30 分くらいコロナの話とかテレワークの話とか、そんな話をしてキャンプ場を後にしました。
檜枝岐を出て南会津に入ってすぐに気温が 30 度を超えました。。

キャンプ場から 50 分移動して南会津町を半分くらい過ぎたところで昼食にしました。
立ち寄ったお店は道の駅番屋です。


道の駅番屋は外にもテーブルとベンチがあるのでワン吉を連れて食事が出来ました。


昼食は、ざるそばと、そばがきを素揚げした「ばんや揚げ」、それと餃子でした。
こちらの道の駅で、おそらくココでしか食べられないものは餃子だと思います。
餃子の餡は行者にんにくの葉がふんだんに使われた野菜餃子でニラのような食感。これがけっこう後を引くレアな味で、行者にんにくそのものがレアな食材でもあって、また是非食べたいです。お腹にも溜まります。

昼食の後は傾斜が急な中山峠を越えて間もなく南会津の憩いの家に寄ってお土産を買いました。この時既に 14 時前でした。
お土産を買い込んだ後は日光市内を男鹿川~鬼怒川沿いに下り、日光有料道路を今市 I.C. から宇都宮 I.C. まで走った後は、国道 4 号(新国道 4 号)を通って帰宅しました。その間、特に疲れる運転でもなかったので、途中休憩は千葉県内に入ってからトイレでコンビニに寄ったくらいで、自宅に着いた時刻は 18 時 20 分でした。
千葉県内の自宅から福島の檜枝岐までの道のりは遠いので、キャンプに行ったというよりは旅をしている感覚で、旅をしていると思うと、前回のキャンプ(檜枝岐の七入)と同様に、目の前を過ぎる風景や気温の変化を楽しみながら移動が出来ました。
それと、途中休憩を挟んだ 6 時間以上の帰路でワン吉はずっと後部座席でお座りの姿勢のまま一睡もせず外を眺めていました。ウチのパピヨンは車の移動中は殆ど寝ずに旅の情報を余さずインプットすることが好きなようです。
で、帰りのお土産はというと・・・あくまで “ 帰り道で買ったお土産のみ ” ですが、


当然ながら南会津の日本酒。花泉と男山の生酒、国権の小瓶の 3 本、

奈良屋の裁ちそばは乾麺でも美味しく食べられる蕎麦、



それとお酒の肴、

これは子供のお土産です。クッキーは近所のお友達に配るようです。


ミニ尾瀬公園の入場券は本のしおりにもなります。
最後に、私がネタで買ったお土産、


イワナ骨酒の素。
今回の旅ではイワナ骨酒キット(3,000 円くらい)が売られているお店も一ヶ所あったのですが、自分の小遣いで買える範囲で 380 円の粉末タイプを憩いの家で買いました。

パッケージを開けるとお茶のパックのような粉末のイワナが 3 袋入っています。
香りは炭火で塩焼きにしたイワナというよりは、鰹節をベースに少し癖(匂い)を強くした感じです。

骨酒の素はお吸い物にも使えるという説明書きもあったので、娘は翌々日の夕食で母ちゃんからお吸い物を出してもらって骨酒の素を入れて飲んでいました。
で、私は普段熱燗を飲まないので、キャンプ翌日にダイソーに行って徳利と温度計を買い、


熱燗なんて社会人になってから飲んだこともなく作りかたを Web で確認して、お酒(八海山の小瓶)が 70 度になったところでイワナの粉末の香りも味もお酒に染み込み、熱燗が出来上がりました。
その味はというと・・・う~ん・・・(笑)、かなり染み出たからなのか好みは分かれるかもしれません。
夏休み最終日の今日の夕食は奈良屋の裁ちそばを食べる予定で、まだ続いているキャンプ気分というか夏休み気分に、来週の営業会議で資料を作成しての進捗報告が出来るのか、他にもう一つ重要な打ち合わせもあるんだよなと分かっていても、このブログを書いている時点で気持ちの切り替えが全く出来ていなくて休みボケしています。
※檜枝岐の余談:
檜枝岐村は au の携帯電波しか入らないという噂がありますが、私用の au スマホ以外に今回会社のスマホも携行して docomo の電波も問題なく入ることを確認しました。
※追記:
今夜(8/23)の夕食は奈良屋の裁ちそばと南会津の漬物と、他は普通に小松菜と落花生の和え物でした。

上の写真右の行者にんにくの漬物を温かい裁ちそばに添えて食べたら( ↓ )後を引くまいう~でした。

奈良屋の裁ちそばの乾麺は、

乾麺なのに蕎麦湯も普通に飲めました。
檜枝岐から自宅までは車で 6 時間以上かかるので、最終日のレポは帰りの寄り道とお土産の話が殆どです。

朝は 7 時半頃に目を覚ましました。



朝は冷えました。

最終日の朝食は予定どおりカップラーメンでした。



今回の 3 泊 4 日では一度も雨に降られず、気温も 30 度に届くこともなく木陰は日中でも涼しく、天然のプール(檜枝岐川)が目の前にあって、場内では複数のキャンパーさんと交流もあって、最初から最後までとても満足出来たキャンプでした。

朝食の後少し涼しい空気に触れたら、9 時から撤収作業を始めました。

ペグを抜いて、1 本のパワーペグ SUS の先端(上の写真のペグ先端左)が曲がっていることに気付きました。
これまで、休暇村裏磐梯でソリステ 20cm が曲がったことはありましたが、鍛造ペグ並みの強度があるパワーペグ SUS が曲がったかわばたキャンプ場の地面も強敵でした。設営が終われば、後はハッピーだけでしたけど。
11 時半にチェックアウトのご挨拶に受付に寄ったところ、暑いからお茶でも飲んでいきなさいよとご厚意頂いて、30 分くらいコロナの話とかテレワークの話とか、そんな話をしてキャンプ場を後にしました。
檜枝岐を出て南会津に入ってすぐに気温が 30 度を超えました。。

キャンプ場から 50 分移動して南会津町を半分くらい過ぎたところで昼食にしました。
立ち寄ったお店は道の駅番屋です。


道の駅番屋は外にもテーブルとベンチがあるのでワン吉を連れて食事が出来ました。


昼食は、ざるそばと、そばがきを素揚げした「ばんや揚げ」、それと餃子でした。
こちらの道の駅で、おそらくココでしか食べられないものは餃子だと思います。
餃子の餡は行者にんにくの葉がふんだんに使われた野菜餃子でニラのような食感。これがけっこう後を引くレアな味で、行者にんにくそのものがレアな食材でもあって、また是非食べたいです。お腹にも溜まります。

昼食の後は傾斜が急な中山峠を越えて間もなく南会津の憩いの家に寄ってお土産を買いました。この時既に 14 時前でした。
お土産を買い込んだ後は日光市内を男鹿川~鬼怒川沿いに下り、日光有料道路を今市 I.C. から宇都宮 I.C. まで走った後は、国道 4 号(新国道 4 号)を通って帰宅しました。その間、特に疲れる運転でもなかったので、途中休憩は千葉県内に入ってからトイレでコンビニに寄ったくらいで、自宅に着いた時刻は 18 時 20 分でした。
千葉県内の自宅から福島の檜枝岐までの道のりは遠いので、キャンプに行ったというよりは旅をしている感覚で、旅をしていると思うと、前回のキャンプ(檜枝岐の七入)と同様に、目の前を過ぎる風景や気温の変化を楽しみながら移動が出来ました。
それと、途中休憩を挟んだ 6 時間以上の帰路でワン吉はずっと後部座席でお座りの姿勢のまま一睡もせず外を眺めていました。ウチのパピヨンは車の移動中は殆ど寝ずに旅の情報を余さずインプットすることが好きなようです。
で、帰りのお土産はというと・・・あくまで “ 帰り道で買ったお土産のみ ” ですが、


当然ながら南会津の日本酒。花泉と男山の生酒、国権の小瓶の 3 本、

奈良屋の裁ちそばは乾麺でも美味しく食べられる蕎麦、



それとお酒の肴、

これは子供のお土産です。クッキーは近所のお友達に配るようです。


ミニ尾瀬公園の入場券は本のしおりにもなります。
最後に、私がネタで買ったお土産、


イワナ骨酒の素。
今回の旅ではイワナ骨酒キット(3,000 円くらい)が売られているお店も一ヶ所あったのですが、自分の小遣いで買える範囲で 380 円の粉末タイプを憩いの家で買いました。

パッケージを開けるとお茶のパックのような粉末のイワナが 3 袋入っています。
香りは炭火で塩焼きにしたイワナというよりは、鰹節をベースに少し癖(匂い)を強くした感じです。

骨酒の素はお吸い物にも使えるという説明書きもあったので、娘は翌々日の夕食で母ちゃんからお吸い物を出してもらって骨酒の素を入れて飲んでいました。
で、私は普段熱燗を飲まないので、キャンプ翌日にダイソーに行って徳利と温度計を買い、


熱燗なんて社会人になってから飲んだこともなく作りかたを Web で確認して、お酒(八海山の小瓶)が 70 度になったところでイワナの粉末の香りも味もお酒に染み込み、熱燗が出来上がりました。
その味はというと・・・う~ん・・・(笑)、かなり染み出たからなのか好みは分かれるかもしれません。
夏休み最終日の今日の夕食は奈良屋の裁ちそばを食べる予定で、まだ続いているキャンプ気分というか夏休み気分に、来週の営業会議で資料を作成しての進捗報告が出来るのか、他にもう一つ重要な打ち合わせもあるんだよなと分かっていても、このブログを書いている時点で気持ちの切り替えが全く出来ていなくて休みボケしています。
※檜枝岐の余談:
檜枝岐村は au の携帯電波しか入らないという噂がありますが、私用の au スマホ以外に今回会社のスマホも携行して docomo の電波も問題なく入ることを確認しました。
※追記:
今夜(8/23)の夕食は奈良屋の裁ちそばと南会津の漬物と、他は普通に小松菜と落花生の和え物でした。

上の写真右の行者にんにくの漬物を温かい裁ちそばに添えて食べたら( ↓ )後を引くまいう~でした。

奈良屋の裁ちそばの乾麺は、

乾麺なのに蕎麦湯も普通に飲めました。
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16:00
│福島:かわばたキャンプ場
2020年08月22日
【マイベストキャンプ】かわばたキャンプ場 2020.08.16~08.19 (その4)
長いレポートになってしまっていますが、5 回でまとめたい 4 回め、前回の続きです。


3 日めの朝は 5 時 40 分頃に一度目を覚まして場内を徘徊した後(笑)、二度寝しました。




この日もかなり雑に(贅沢に)時間を使った一日でした。



午前中は、娘は常連さんのお子さんと仲良くなって場内の遊具で遊んでいました。
私は川沿いで、ずっと涼んでいるか、たまにご近所になったキャンパーさんと会話をするかで、のんびりしていました。
今回のキャンプでは、場内のキャンパーさん達と何となく会話になることが 3 回?4 回くらいあって、キャンプでは自発的にキャンパーさんと会話することのない、普段の仕事は営業なのに本当は内向的な自分にしては珍しく(って、営業だから外交的なのかといえば、仕事なのだし本来は全ての職種でそうあるべきですが)、いろいろ情報交換をさせて頂きました。
情報交換の内容は旅のネタ話、他のキャンプ場の情報交換、山の話、居住地域の話、檜枝岐のよいところと村社会的な話や犬の話などで、キャンプギアの話は一切出ませんでしたけど、むしろその方が気持ち的に楽でもありました。




11 時を過ぎて娘が川遊びをしようとしたところで、川の少し上の方で護岸工事をしている影響で川が土砂で濁ったため足もとが見えなくなり、安全面を考えて予定を変更させ、イワナの釣り堀に出かけました。



釣ったイワナは全て持ち帰るきまりになっている釣り堀の料金は高いと思われるかもしれませんが、関東でイワナが釣れる釣り堀を調べてみると、この料金に場内利用料が 1 人あたり半日ないし 1 日いくら、中には貸し竿代 1,000 円で竿持ち込みでも同額支払う必要がある釣り堀もあることを考えれば、この手のレジャーってそんなものかなぁ、と思います。




釣り堀では娘が 30 分で 3 尾釣って、それを炭火で焼いて頂き、持ち帰りました。

釣り堀の近所の道の駅に移動して、ベンチに腰掛けてイワナを骨ごと食べました。
ついでに何か食べるか?と話になって、山人家に行ったら

あらま、火水木と休みなのか。。。尾瀬の郷交流センターは開いているけど、気温 27 度でパピヨンをどこに待たせておくか、何も案がないしなあ・・・山人家であれば、テラスがあるんだけど・・・
ということで、昼食は飛ばして(笑)、温泉に行くにもまだ気温がやや高めでワン吉を車内で留守番させるには厳しそうだったので、時間潰しにミニ尾瀬公園に行きました。




園内を流れる川の透明度はちょっと残念でしたが、施設についてはそれなりに満足出来る散歩道、

・・・だったはずがワン吉が早々にバテてしまいリタイア。


私はワン吉を連れてカフェに行き、日陰で休憩。家内と娘は敷地内にある写真美術館と書の美術館を見学しました。書道を習っている娘にとって、こちらの書の美術館は見ごたえがあったそうです。
(一方、父親は学生時代に習字の授業を履修することが嫌だという理由だけで国語の教員免許を取りませんでした)



カフェでは栃蜜のジェラートを食べて、ワン吉には尾瀬の冷たい水を飲ませました。




東北最高峰の燧ケ岳(ひうちがたけ)も連日よく見えました。


ついでに売店で檜枝岐産のハコネサンショウウオの燻製を買いました。これは娘にあげました。

その後 15 時近くになっても気温があまり下がらなかったので、私は女性陣を燧の湯で下ろして、自分は別の温泉に行くことにしました。

日陰が取れる場所で車を駐車出来たのに、15 時~ 16 時は館内清掃・消毒で入館が出来なかった駒の湯・・・仕方なく循環式温泉のアルザ尾瀬の郷に行きました。


アルザでは 1 台分だけ日陰が取れたので運良く駐車してワン吉には車内に残ってもらい、私一人、アルザで温泉に入ってさっぱりしました。
その後は女性陣を向かえに燧の湯に寄って、16 時半頃にキャンプ場に戻りました。




ん~、幸せ!
涼しいし、静かだし、地酒はまいう~だし、言うことなしの時間を連日満喫。
今回唯一の失敗?失敗でもないですけど、場内で知ったことは設営場所の選択でした。

上が我が家が設営した場所の地面。粗い石が沢山転がっています。地面は過去 89 回のキャンプで最強の固さでした。

他はだいたい上のような地面でした。
どちらも芝サイトではないので、この時期で結露もなく撤収は楽でしたけど。

先月の七入キャンプでもまいう~だった「タケノコにしん」は、甘く煮た鰊(にしん)の味が真竹にも染み込んで、やっぱりまいう~でした。


それと、3 日めの晩ご飯は山ウド+会津地鶏のカレー、「うどりカレー」のレトルトでした。
これを買ったお店は南会津の憩いの家で、食堂でも同じカレーが出てきて女性陣が絶賛していたので、レトルトを買ってみようかと話になり、1 人前 600 円と高価なレトルトカレーを買いました。

これがレトルトなのに本格的なカレーでメチャクチャ旨かったです!
南会津の憩いの家に寄られたら、「うどりカレー」のレトルトを買われることをオススメします。


夕食の時間帯にはかなり肌寒くなって、私はフリースを着ました。
19 時頃に「あれっ?」と思ったこと。
オーナーの節子さんが連日夕方のご帰宅前と朝のキャンプ場ご到着時(出勤時)に我が家のサイトにご挨拶に来られて、ワン吉を可愛がって下さったのですが、3 日めの夜にして今さらながら気付いたこと、、場内全てのキャンパーさんのテントと、バンガローの玄関をノックして、1 組ごとに挨拶をして回られている・・・
毎朝毎夕やってるんだ!と驚きました。しかも我が家でもそうだし、ご近所さんに挨拶されている時も聞こえてきたのは、各キャンパーさん個別の話題を含めながら「じゃあね!楽しんでね!」と言われていたことです。
かわばたキャンプ場が常連さんの多いキャンプ場だということが、よく分かりました。


その後我が家は 21 時を過ぎて歯を磨いたら少しの間満天の星空を眺めて、テントに入りました。
つづく。


3 日めの朝は 5 時 40 分頃に一度目を覚まして場内を徘徊した後(笑)、二度寝しました。




この日もかなり雑に(贅沢に)時間を使った一日でした。



午前中は、娘は常連さんのお子さんと仲良くなって場内の遊具で遊んでいました。
私は川沿いで、ずっと涼んでいるか、たまにご近所になったキャンパーさんと会話をするかで、のんびりしていました。
今回のキャンプでは、場内のキャンパーさん達と何となく会話になることが 3 回?4 回くらいあって、キャンプでは自発的にキャンパーさんと会話することのない、普段の仕事は営業なのに本当は内向的な自分にしては珍しく(って、営業だから外交的なのかといえば、仕事なのだし本来は全ての職種でそうあるべきですが)、いろいろ情報交換をさせて頂きました。
情報交換の内容は旅のネタ話、他のキャンプ場の情報交換、山の話、居住地域の話、檜枝岐のよいところと村社会的な話や犬の話などで、キャンプギアの話は一切出ませんでしたけど、むしろその方が気持ち的に楽でもありました。




11 時を過ぎて娘が川遊びをしようとしたところで、川の少し上の方で護岸工事をしている影響で川が土砂で濁ったため足もとが見えなくなり、安全面を考えて予定を変更させ、イワナの釣り堀に出かけました。



釣ったイワナは全て持ち帰るきまりになっている釣り堀の料金は高いと思われるかもしれませんが、関東でイワナが釣れる釣り堀を調べてみると、この料金に場内利用料が 1 人あたり半日ないし 1 日いくら、中には貸し竿代 1,000 円で竿持ち込みでも同額支払う必要がある釣り堀もあることを考えれば、この手のレジャーってそんなものかなぁ、と思います。




釣り堀では娘が 30 分で 3 尾釣って、それを炭火で焼いて頂き、持ち帰りました。

釣り堀の近所の道の駅に移動して、ベンチに腰掛けてイワナを骨ごと食べました。
ついでに何か食べるか?と話になって、山人家に行ったら

あらま、火水木と休みなのか。。。尾瀬の郷交流センターは開いているけど、気温 27 度でパピヨンをどこに待たせておくか、何も案がないしなあ・・・山人家であれば、テラスがあるんだけど・・・
ということで、昼食は飛ばして(笑)、温泉に行くにもまだ気温がやや高めでワン吉を車内で留守番させるには厳しそうだったので、時間潰しにミニ尾瀬公園に行きました。




園内を流れる川の透明度はちょっと残念でしたが、施設についてはそれなりに満足出来る散歩道、

・・・だったはずがワン吉が早々にバテてしまいリタイア。


私はワン吉を連れてカフェに行き、日陰で休憩。家内と娘は敷地内にある写真美術館と書の美術館を見学しました。書道を習っている娘にとって、こちらの書の美術館は見ごたえがあったそうです。
(一方、父親は学生時代に習字の授業を履修することが嫌だという理由だけで国語の教員免許を取りませんでした)



カフェでは栃蜜のジェラートを食べて、ワン吉には尾瀬の冷たい水を飲ませました。




東北最高峰の燧ケ岳(ひうちがたけ)も連日よく見えました。


ついでに売店で檜枝岐産のハコネサンショウウオの燻製を買いました。これは娘にあげました。

その後 15 時近くになっても気温があまり下がらなかったので、私は女性陣を燧の湯で下ろして、自分は別の温泉に行くことにしました。

日陰が取れる場所で車を駐車出来たのに、15 時~ 16 時は館内清掃・消毒で入館が出来なかった駒の湯・・・仕方なく循環式温泉のアルザ尾瀬の郷に行きました。


アルザでは 1 台分だけ日陰が取れたので運良く駐車してワン吉には車内に残ってもらい、私一人、アルザで温泉に入ってさっぱりしました。
その後は女性陣を向かえに燧の湯に寄って、16 時半頃にキャンプ場に戻りました。




ん~、幸せ!
涼しいし、静かだし、地酒はまいう~だし、言うことなしの時間を連日満喫。
今回唯一の失敗?失敗でもないですけど、場内で知ったことは設営場所の選択でした。

上が我が家が設営した場所の地面。粗い石が沢山転がっています。地面は過去 89 回のキャンプで最強の固さでした。

他はだいたい上のような地面でした。
どちらも芝サイトではないので、この時期で結露もなく撤収は楽でしたけど。

先月の七入キャンプでもまいう~だった「タケノコにしん」は、甘く煮た鰊(にしん)の味が真竹にも染み込んで、やっぱりまいう~でした。


それと、3 日めの晩ご飯は山ウド+会津地鶏のカレー、「うどりカレー」のレトルトでした。
これを買ったお店は南会津の憩いの家で、食堂でも同じカレーが出てきて女性陣が絶賛していたので、レトルトを買ってみようかと話になり、1 人前 600 円と高価なレトルトカレーを買いました。

これがレトルトなのに本格的なカレーでメチャクチャ旨かったです!
南会津の憩いの家に寄られたら、「うどりカレー」のレトルトを買われることをオススメします。


夕食の時間帯にはかなり肌寒くなって、私はフリースを着ました。
19 時頃に「あれっ?」と思ったこと。
オーナーの節子さんが連日夕方のご帰宅前と朝のキャンプ場ご到着時(出勤時)に我が家のサイトにご挨拶に来られて、ワン吉を可愛がって下さったのですが、3 日めの夜にして今さらながら気付いたこと、、場内全てのキャンパーさんのテントと、バンガローの玄関をノックして、1 組ごとに挨拶をして回られている・・・
毎朝毎夕やってるんだ!と驚きました。しかも我が家でもそうだし、ご近所さんに挨拶されている時も聞こえてきたのは、各キャンパーさん個別の話題を含めながら「じゃあね!楽しんでね!」と言われていたことです。
かわばたキャンプ場が常連さんの多いキャンプ場だということが、よく分かりました。


その後我が家は 21 時を過ぎて歯を磨いたら少しの間満天の星空を眺めて、テントに入りました。
つづく。
Posted by SDI at
17:01
│福島:かわばたキャンプ場
2020年08月21日
【マイベストキャンプ】かわばたキャンプ場 2020.08.16~08.19 (その3)
連投ですけど時間のある時にアップしてしまいます。
前回の続きです。
昼食後は温泉施設に行きました。
村内の家庭に引かれている温泉は駒の湯の方で、泉質の良さでオススメはやはり燧(ひうち)の湯だそうです。
キャンプ場で伺ったお話では、燧の湯は温泉の湧出量がそれほど多くないので温泉施設限定、温泉に入ると肌がスベスベになるそうです。
この日の燧の湯の清掃・消毒時間の兼ね合いと、我が家の場合、自宅では留守番が出来るのに、一緒に出かけると旅先の興味が先立って留守番が出来なくなるパピヨンがいるので車で連れて行かなければならず、家族が入浴中は車の中にいてもらうことを考えると、駐車場に日陰になる場所が少ない燧の湯は難しいかなあ・・と思って駒の湯に行きました。



チェックインした際は貸し切り状態だった駒の湯。内湯と露天が 1 つずつあります。
この日は空いていたこともあってかなり満足出来ました。

露天から眺められる檜枝岐川の景観は、駐車場から見えるそれと同じです。

駒の湯から戻ってきたら、ワン吉は涼しい気候に寝オチする寸前でした(笑)。


温泉でさっぱりした後は駒の湯の斜め向かい側にあるスーパー( JA )で買い物をしました。
JA からキャンプ場に戻る途中で一ヶ所寄り道をしました。



板倉工法で建てられた建築物。



ミニ尾瀬公園駐車場の隣に、昭和中期頃まで存在した穀物倉庫が文化財として移設、無料展示されています。



柱が使われていない板倉など、滅多に見入るものではないだけに、地味ながら興味をそそられました。


こちらの板倉群の中にある道を駐車場方向に歩くと、尾瀬大納言の像が建ってありました。
尾瀬大納言・・・高倉宮以仁(もちひと)王に仕えた藤原頼国公が、敵対する平家の追っ手を逃れてこの地に住んだという伝説があるそうです。
現地に尾瀬大納言について説明する石碑なり立て看板があれば、なお良かったです。
こちらで、大納言なんて偉い人がと驚いた反面、そういえば檜枝岐村で全人口の 80% 以上を占める三大姓、平野、橘、星のうち、平野姓は平家の流れを汲んでいるという言い伝えがあるそうで、言い伝えが正しければ昔々この地に移り住んだ順番は尾瀬大納言が先なのでしょうけど、なかなか複雑というか、日本って狭いんだなあ、、、などと思いながら尾瀬大納言像に一礼して写真を撮らせてもらいました。

板倉群と尾瀬大納言像を後にしたら 15 時半前にキャンプ場に戻って、まったりしました。

私はミニシェラカップをお猪口代わりに地酒を楽しみました。
ヤフーショッピングで見つけたミニシェラカップ、日本酒を味わいながら飲むにはオススメ出来ます。


地元の蕎麦の実せんべい。よくある瓦せんべいの小さい版のような少し甘いおせんべいです。
普段お菓子やアイスを口にしないワン吉が珍しく欲しがったので少し分けました。

今回のキャンプで私は「やっべえ~、ここ超気持ちいい場所だよ~」と何回言ったか、そればかり連呼していたような気がします(笑)。


目の前を流れる檜枝岐川では、まさに目の前の流れでイワナが釣れるそうで、 “ 天然のプール ” になっている中瀬に渡る手前(上の写真の場所)では、先日小学生がミミズを餌にイワナを釣ったそうです。


こちらで一番のイワナ釣りポイントは上の写真、大人が腰まで浸かるくらいの深さがある場所で、人がいなくなる朝 5~7 時と 16~19 時くらいが釣りをする良い時間帯だそうです。ブヨも活動する時間帯ですけど。
昨年の台風 19 号でイワナも下流に流されてしまい、最近釣れるイワナは小さいものが多いそうです。




時間が贅沢に、ゆっくり流れているキャンプ場で 2 日めが終わりました。

夕食はすいとんでした。


夕食後はテントの中で家族とボードゲームなどをして、私は 23 時頃に寝ました。
今回のキャンプを通して、場内で夜に大声を出したり、昼間もボールを蹴ったりするキャンパーのかたが誰もいなくて、我が家のお隣さんはグルキャンでしたけど、昼間に子供達とワン吉が遊んだ以外は何か干渉し合うこともなく、夜に聴こえる音は檜枝岐川の清流だけでした。
場内では mont-bell のテントやソロテントを多く見かけたので、山に登られるキャンパーさんや旅を楽しむライダーさんが多い印象でした。反面、今回のキャンプではスノーピークのテントを一つも見なかったことは珍しいね、と家族で会話になりました。
つづく。
前回の続きです。
昼食後は温泉施設に行きました。
村内の家庭に引かれている温泉は駒の湯の方で、泉質の良さでオススメはやはり燧(ひうち)の湯だそうです。
キャンプ場で伺ったお話では、燧の湯は温泉の湧出量がそれほど多くないので温泉施設限定、温泉に入ると肌がスベスベになるそうです。
この日の燧の湯の清掃・消毒時間の兼ね合いと、我が家の場合、自宅では留守番が出来るのに、一緒に出かけると旅先の興味が先立って留守番が出来なくなるパピヨンがいるので車で連れて行かなければならず、家族が入浴中は車の中にいてもらうことを考えると、駐車場に日陰になる場所が少ない燧の湯は難しいかなあ・・と思って駒の湯に行きました。



チェックインした際は貸し切り状態だった駒の湯。内湯と露天が 1 つずつあります。
この日は空いていたこともあってかなり満足出来ました。

露天から眺められる檜枝岐川の景観は、駐車場から見えるそれと同じです。

駒の湯から戻ってきたら、ワン吉は涼しい気候に寝オチする寸前でした(笑)。


温泉でさっぱりした後は駒の湯の斜め向かい側にあるスーパー( JA )で買い物をしました。
JA からキャンプ場に戻る途中で一ヶ所寄り道をしました。



板倉工法で建てられた建築物。



ミニ尾瀬公園駐車場の隣に、昭和中期頃まで存在した穀物倉庫が文化財として移設、無料展示されています。



柱が使われていない板倉など、滅多に見入るものではないだけに、地味ながら興味をそそられました。


こちらの板倉群の中にある道を駐車場方向に歩くと、尾瀬大納言の像が建ってありました。
尾瀬大納言・・・高倉宮以仁(もちひと)王に仕えた藤原頼国公が、敵対する平家の追っ手を逃れてこの地に住んだという伝説があるそうです。
現地に尾瀬大納言について説明する石碑なり立て看板があれば、なお良かったです。
こちらで、大納言なんて偉い人がと驚いた反面、そういえば檜枝岐村で全人口の 80% 以上を占める三大姓、平野、橘、星のうち、平野姓は平家の流れを汲んでいるという言い伝えがあるそうで、言い伝えが正しければ昔々この地に移り住んだ順番は尾瀬大納言が先なのでしょうけど、なかなか複雑というか、日本って狭いんだなあ、、、などと思いながら尾瀬大納言像に一礼して写真を撮らせてもらいました。

板倉群と尾瀬大納言像を後にしたら 15 時半前にキャンプ場に戻って、まったりしました。

私はミニシェラカップをお猪口代わりに地酒を楽しみました。
ヤフーショッピングで見つけたミニシェラカップ、日本酒を味わいながら飲むにはオススメ出来ます。


地元の蕎麦の実せんべい。よくある瓦せんべいの小さい版のような少し甘いおせんべいです。
普段お菓子やアイスを口にしないワン吉が珍しく欲しがったので少し分けました。

今回のキャンプで私は「やっべえ~、ここ超気持ちいい場所だよ~」と何回言ったか、そればかり連呼していたような気がします(笑)。


目の前を流れる檜枝岐川では、まさに目の前の流れでイワナが釣れるそうで、 “ 天然のプール ” になっている中瀬に渡る手前(上の写真の場所)では、先日小学生がミミズを餌にイワナを釣ったそうです。


こちらで一番のイワナ釣りポイントは上の写真、大人が腰まで浸かるくらいの深さがある場所で、人がいなくなる朝 5~7 時と 16~19 時くらいが釣りをする良い時間帯だそうです。ブヨも活動する時間帯ですけど。
昨年の台風 19 号でイワナも下流に流されてしまい、最近釣れるイワナは小さいものが多いそうです。




時間が贅沢に、ゆっくり流れているキャンプ場で 2 日めが終わりました。

夕食はすいとんでした。


夕食後はテントの中で家族とボードゲームなどをして、私は 23 時頃に寝ました。
今回のキャンプを通して、場内で夜に大声を出したり、昼間もボールを蹴ったりするキャンパーのかたが誰もいなくて、我が家のお隣さんはグルキャンでしたけど、昼間に子供達とワン吉が遊んだ以外は何か干渉し合うこともなく、夜に聴こえる音は檜枝岐川の清流だけでした。
場内では mont-bell のテントやソロテントを多く見かけたので、山に登られるキャンパーさんや旅を楽しむライダーさんが多い印象でした。反面、今回のキャンプではスノーピークのテントを一つも見なかったことは珍しいね、と家族で会話になりました。
つづく。
Posted by SDI at
17:34
│福島:かわばたキャンプ場
2020年08月21日
【マイベストキャンプ】かわばたキャンプ場 2020.08.16~08.19 (その2)
梅雨が明けてから暑い日が続いています。

私は 8/2 に埼玉の熊谷でロードの大会に出場したのですが、気温 30 度を超え直射日光の照り付ける過酷な夏ランに全く結果が出せず、その後もテレワークの合間の昼休みに走りに行ってはいるものの、やっぱり梅雨の湿気の高い環境と梅雨明けの高温の環境では後者の方がはるかに呼吸が厳しいです。
夏の暑い時期にトレーニングを積むと秋になって良い結果が出ることは科学的にも証明はされているのですが、事前に十分な水分を摂った上で集中力が切れかける猛暑の日中を走りに出ると、これが非常につらくて、平日は約 7km、土日は約 10km を走り終えてランニングシャツを絞ると汗が滴り落ちます(本当に)。その後水分を補給するとすぐに汗に変わって肌から汗が噴き出します。


そんな中、4 日間でも涼しい地域でキャンプが出来たことは気持ちの面でも大きくリフレッシュ出来ました。
前回の続きです。

私とワン吉が寝オチしている間、娘は南会津産のハコネサンショウウオの燻製を食べました。

サンショウウオの燻製・・・昔の冬山地域の貴重なタンパク源ですけど、あの苦い味がするやつだろ~と私は遠慮して娘に 2 本( 雄と雌の計 2 尾で雌は卵付き)ともあげたのですが、娘は「意外とおいしい」と言って 2 本とも食べました。。
昼寝から目が覚めた後、私は場内を見て回りました。

目の前を流れる檜枝岐川は、昨年の台風 19 号によって川の形が大きく変わり、もともと 1 本の流れだった川が目の前で 4 つに分岐して、またしばらくして 1 本になる流れ、結果中央の浅瀬が天然のプールのようになっていて、川遊びをするにはとてもよい場所になっていました。家内と娘は川遊びをしていました。
こちらで川遊びを楽しむのであれば、プールや海水浴と同じ準備をするとよいと思います。川の流れも緩やかなので酔っ払って川に入りでもしない限りはかなり安全です。但し川岸は全て大きな石が地面を覆っているので、サンダルやマリンシューズの着用は必須です。


トイレは屋内施設なみに、非常に清潔でした。臭いもなく水量も一般家庭なみです。

スタッフさんによって毎日午前中に掃除がされていた炊事場。冷たい天然水が出ます。

炊事場ではゴミが分別して捨てられます。
シャワーと洗濯機はありません。因みにコインランドリーは村内にはありません。
お風呂は村内にある 3 つの温泉施設を利用します。


キャンプ場の脇を流れる沢は天然の冷蔵庫として使えます。



場内にある手作りの遊具施設。娘の話では、道路を挟んだ向かい側、バンガロー裏手にも遊具施設があり、そちらにはターザンロープもあるそうです。


バンガローの横には天然水を引いた池があって、ボートは自由に使えます。池にはイワナがペットとして飼育されていました。

キャンプ場で買った薪(ナラ薪)は一束500 円でした。
薪をまとめる紐はワイヤーではなく麻縄だったので、薪を燃やしきる際に一緒に燃やせてゴミが出ず、これは良いと思いました。

この時期は村内のどこに行ってもトンボとアブが大量に飛んでいて、特にアブは今回の 3 泊で 2 年分くらいの数を見たような気がするほど毎日飛び交っていました。
ただ、アブについては、ヤツらの飛行ルートを邪魔しなければ、ヤツらが迷ってしまって人間の顔の周りを飛んで回るということはないかな、と経験上何となく思います。それとアブの方から攻撃してくることは滅多にないです、やたらと当たってくるのはウザいですけど。。
とは言っても、我が家は “ そこ ” に設営したのでアブには出て行ってもらう必要があり、早々に焚き火をしました。
その後はまたのんびりして夜になったら夕食。

地元産のトマトを使ったラタトゥイユみたいなものが夕食でした。私は日本酒を堪能していましたけど。
夕方以降は気温も 20 度を切って涼しくなり、長袖を着て夜は 20 時半には寝ました。
就寝後、3 時過ぎにトイレに行きたくて目を覚まし、テントを出て見上げた空は、小さく見える星を含め隙間のない満天の星空でした。
で、翌朝 2 日めは 8 時に目を覚ましました。



ウェザーニュースの天気予報では、この日の南関東、自宅周辺の予想最高気温は 34 度で、檜枝岐の予想最高気温は 26 度でした。
・・・そんな檜枝岐の夏でも最近は温暖化の影響で、日中は暑くなったのだそうです(スタッフさんのお話)。
朝食後はワン吉の散歩を兼ねて東北最高峰の燧ケ岳を眺めに、目の前の国道 352 号を少し歩きました。




七入方面に向かって延々と緩やかな上り坂が続きます。

途中( ↑ )上の写真の標識を見て、その場でスマホから Web 検索して、字(あざな)が「だいこんおろし」と読むことを知りました。
一瞬笑えましたけど、何でそんな地名なんだ?と疑問に思ったら、キャンプ場周辺の「キリンテ」という地名も不思議に思い始めて脳内が面倒くさくなりかけたので、夏休みだしそれ以上疑問に思うことをやめました(笑)。

尾瀬よなご平キャンプ場を過ぎて間もなく姿が見えた燧ケ岳。

上の写真の位置から見えますが、周辺は現在、昨年の台風 19 号の影響で壊れた護岸を工事しています。
村内から見える燧ケ岳の頂上は、最高点の柴安嵓(しばやすぐら、2,356 m)ではなく、俎嵓(まないたぐら、2,346m)だそうです。
燧ケ岳を眺めたらキャンプ場に戻りました。約 50 分の犬の散歩。因みに一本道。

落石防止のフェンスを建設していた場所(建設する予定の場所?)では、大型車も通る車道を歩くことが何となく嫌だったので、土嚢の内側を 100m くらい歩きました。



歩いてみて納得。。。歩行禁止の標示はなかったものの、中に入って歩くのは怖いわ。。
散歩から帰ったら昼食と温泉に出かけました。





その前に、キャンプ場から歩いて行けるくらいの距離にあるミニ尾瀬公園のカフェに立ち寄りました。



カフェで頂いた山ぶどうジュレは高級感のあるスイーツでした。


こちらのカフェからも眺めることが出来た燧ケ岳。
参考までに、村内にある同じく日本百名山の一つ、会津駒ケ岳が眺められる場所は村内で一ヶ所だけ、温泉施設の燧の湯の横道を山側に上っていくと、檜枝岐川を跨いだ向こう側に見えるそうです。
また長くなったので今回は昼食までをレポートします。


山人家(やもーどや)にて、


家内は山人山菜スパゲッティ、私と娘は山人きのこけんちんうどんを食べました。
山人きのこけんちんうどん・・・麺とスープだけだったらよくあるうどんだったのに、きのこの種類と量の多さと味付けが美味しくて、また食べたい、忘れられない味です。
つづく。
※また余談:
このブログを書いているただ今の自宅の外気温( ↓ )。超快適だった檜枝岐の夏が既に懐かしいです(笑)。


私は 8/2 に埼玉の熊谷でロードの大会に出場したのですが、気温 30 度を超え直射日光の照り付ける過酷な夏ランに全く結果が出せず、その後もテレワークの合間の昼休みに走りに行ってはいるものの、やっぱり梅雨の湿気の高い環境と梅雨明けの高温の環境では後者の方がはるかに呼吸が厳しいです。
夏の暑い時期にトレーニングを積むと秋になって良い結果が出ることは科学的にも証明はされているのですが、事前に十分な水分を摂った上で集中力が切れかける猛暑の日中を走りに出ると、これが非常につらくて、平日は約 7km、土日は約 10km を走り終えてランニングシャツを絞ると汗が滴り落ちます(本当に)。その後水分を補給するとすぐに汗に変わって肌から汗が噴き出します。


そんな中、4 日間でも涼しい地域でキャンプが出来たことは気持ちの面でも大きくリフレッシュ出来ました。
前回の続きです。

私とワン吉が寝オチしている間、娘は南会津産のハコネサンショウウオの燻製を食べました。

サンショウウオの燻製・・・昔の冬山地域の貴重なタンパク源ですけど、あの苦い味がするやつだろ~と私は遠慮して娘に 2 本( 雄と雌の計 2 尾で雌は卵付き)ともあげたのですが、娘は「意外とおいしい」と言って 2 本とも食べました。。
昼寝から目が覚めた後、私は場内を見て回りました。

目の前を流れる檜枝岐川は、昨年の台風 19 号によって川の形が大きく変わり、もともと 1 本の流れだった川が目の前で 4 つに分岐して、またしばらくして 1 本になる流れ、結果中央の浅瀬が天然のプールのようになっていて、川遊びをするにはとてもよい場所になっていました。家内と娘は川遊びをしていました。
こちらで川遊びを楽しむのであれば、プールや海水浴と同じ準備をするとよいと思います。川の流れも緩やかなので酔っ払って川に入りでもしない限りはかなり安全です。但し川岸は全て大きな石が地面を覆っているので、サンダルやマリンシューズの着用は必須です。


トイレは屋内施設なみに、非常に清潔でした。臭いもなく水量も一般家庭なみです。

スタッフさんによって毎日午前中に掃除がされていた炊事場。冷たい天然水が出ます。

炊事場ではゴミが分別して捨てられます。
シャワーと洗濯機はありません。因みにコインランドリーは村内にはありません。
お風呂は村内にある 3 つの温泉施設を利用します。


キャンプ場の脇を流れる沢は天然の冷蔵庫として使えます。



場内にある手作りの遊具施設。娘の話では、道路を挟んだ向かい側、バンガロー裏手にも遊具施設があり、そちらにはターザンロープもあるそうです。


バンガローの横には天然水を引いた池があって、ボートは自由に使えます。池にはイワナがペットとして飼育されていました。

キャンプ場で買った薪(ナラ薪)は一束500 円でした。
薪をまとめる紐はワイヤーではなく麻縄だったので、薪を燃やしきる際に一緒に燃やせてゴミが出ず、これは良いと思いました。

この時期は村内のどこに行ってもトンボとアブが大量に飛んでいて、特にアブは今回の 3 泊で 2 年分くらいの数を見たような気がするほど毎日飛び交っていました。
ただ、アブについては、ヤツらの飛行ルートを邪魔しなければ、ヤツらが迷ってしまって人間の顔の周りを飛んで回るということはないかな、と経験上何となく思います。それとアブの方から攻撃してくることは滅多にないです、やたらと当たってくるのはウザいですけど。。
とは言っても、我が家は “ そこ ” に設営したのでアブには出て行ってもらう必要があり、早々に焚き火をしました。
その後はまたのんびりして夜になったら夕食。

地元産のトマトを使ったラタトゥイユみたいなものが夕食でした。私は日本酒を堪能していましたけど。
夕方以降は気温も 20 度を切って涼しくなり、長袖を着て夜は 20 時半には寝ました。
就寝後、3 時過ぎにトイレに行きたくて目を覚まし、テントを出て見上げた空は、小さく見える星を含め隙間のない満天の星空でした。
で、翌朝 2 日めは 8 時に目を覚ましました。



ウェザーニュースの天気予報では、この日の南関東、自宅周辺の予想最高気温は 34 度で、檜枝岐の予想最高気温は 26 度でした。
・・・そんな檜枝岐の夏でも最近は温暖化の影響で、日中は暑くなったのだそうです(スタッフさんのお話)。
朝食後はワン吉の散歩を兼ねて東北最高峰の燧ケ岳を眺めに、目の前の国道 352 号を少し歩きました。




七入方面に向かって延々と緩やかな上り坂が続きます。

途中( ↑ )上の写真の標識を見て、その場でスマホから Web 検索して、字(あざな)が「だいこんおろし」と読むことを知りました。
一瞬笑えましたけど、何でそんな地名なんだ?と疑問に思ったら、キャンプ場周辺の「キリンテ」という地名も不思議に思い始めて脳内が面倒くさくなりかけたので、夏休みだしそれ以上疑問に思うことをやめました(笑)。

尾瀬よなご平キャンプ場を過ぎて間もなく姿が見えた燧ケ岳。

上の写真の位置から見えますが、周辺は現在、昨年の台風 19 号の影響で壊れた護岸を工事しています。
村内から見える燧ケ岳の頂上は、最高点の柴安嵓(しばやすぐら、2,356 m)ではなく、俎嵓(まないたぐら、2,346m)だそうです。
燧ケ岳を眺めたらキャンプ場に戻りました。約 50 分の犬の散歩。因みに一本道。

落石防止のフェンスを建設していた場所(建設する予定の場所?)では、大型車も通る車道を歩くことが何となく嫌だったので、土嚢の内側を 100m くらい歩きました。



歩いてみて納得。。。歩行禁止の標示はなかったものの、中に入って歩くのは怖いわ。。
散歩から帰ったら昼食と温泉に出かけました。





その前に、キャンプ場から歩いて行けるくらいの距離にあるミニ尾瀬公園のカフェに立ち寄りました。



カフェで頂いた山ぶどうジュレは高級感のあるスイーツでした。


こちらのカフェからも眺めることが出来た燧ケ岳。
参考までに、村内にある同じく日本百名山の一つ、会津駒ケ岳が眺められる場所は村内で一ヶ所だけ、温泉施設の燧の湯の横道を山側に上っていくと、檜枝岐川を跨いだ向こう側に見えるそうです。
また長くなったので今回は昼食までをレポートします。


山人家(やもーどや)にて、


家内は山人山菜スパゲッティ、私と娘は山人きのこけんちんうどんを食べました。
山人きのこけんちんうどん・・・麺とスープだけだったらよくあるうどんだったのに、きのこの種類と量の多さと味付けが美味しくて、また食べたい、忘れられない味です。
つづく。
※また余談:
このブログを書いているただ今の自宅の外気温( ↓ )。超快適だった檜枝岐の夏が既に懐かしいです(笑)。

Posted by SDI at
14:32
│福島:かわばたキャンプ場
2020年08月20日
【マイベストキャンプ】かわばたキャンプ場 2020.08.16~08.19 (その1)


我が家の今年の夏休みは、1 ヶ月ぶり 2 度めの福島県檜枝岐(ひのえまた)村で、利用者の方々が圧倒的にリピーターだという噂を聞いていたかわばたキャンプ場にお邪魔して 3 泊 4 日を過ごしました。
今回のキャンプで我が家はキャンパー 6 年生を卒業したのですが、かわばたキャンプ場の 3 泊 4 日は我が家にとってこれまでで一番良い思い出になったキャンプが出来ました。
“ ベストなキャンプ ” と言うには、キャンプ場の良さだけでなく、キャンプ場の立地に天気に使っているギアに地元の食材や人との交流など、いろいろな要素が重ならないと、私にとって 89 回めのキャンプにして今さらベストだなんてなかなか味わえないのでは?と思っていました。それが今回とても恵まれました。
それと、こちらのキャンプ場のオーナー、節子さんの “ この人凄い! ” と私自身が普段仕事をする上で非常に勉強になる心遣いを連日目にしたことは後述します。
さて、初日は 6 時ちょうどに自宅を出発して、鬼怒川温泉方面から南会津~檜枝岐に入るルートで行きました。
日曜の朝だったので混雑せずに下道の国道 4 号で宇都宮まで行き、宇都宮からは日光有料道路で料金は 310 円、今市 I.C. からは再度下道を使って鬼怒川を遡上しました。
このルートを選んだ理由は、鬼怒川温泉周辺を通ることで、途中で寄り道して買い物が出来そうな場所が多かったからです。


それでも早く自宅を出たので 9 時半前に道の駅湯西川に着きました。
こちらで小休止して、わさびかまぼこと湯葉かまぼこを買いました。



五十里(いかり)ダムの目の前に建ち野岩鉄道の駅も接続している道の駅湯西川。日光市の最北部、冬は雪深い旧藤原村で確認した気温は 29 度でした。


この後は鬼怒川支流の男鹿(おじか)川の清流を横目に S 字カーブが続く山道を走り、南会津に入って先月の七入キャンプと同様に会津鉄道会津高原尾瀬口駅に併設する憩いの家で南会津の地酒を買いました。

憩いの家で私が買った地酒は国権の「てふ」で、例年であれば全国で 3 店舗、今年はコロナの影響で憩いの家にしか置かれていないそうです。
それと、家内は 8 月に入荷され、年にこの時期しか手に入らない国権の生酒と、先月買ってまいう~だった男山の生酒が僅かに売れ残っていたので買いました。

それと伊南川の石ころも買いました。甘納豆を少し固くしたような小豆のお菓子はけっこうクセになります。
伊南(いな)川の上流が檜枝岐川で、そのさらに上流は七入キャンプ場脇を流れる実川です。


憩いの家を後にしたら中山峠を越えて道の駅番屋に寄りました。
番屋では何か食材を・・・と思ったのですが、こちらは、どちらかというと食事がメインの印象でした。
道の駅番屋の良さは最終日のレポで書きます。
行きがけにこちらで買った栃蜜の飴は美味しかったです。

その後も寄り道をして、奥会津物産館に寄ったのですが、こちらもお菓子などの包装されたお土産物が中心で、今夜の食材を買う場所ではありませんでした。
ただ、奥会津物産館でハンカチやキーホルダーと並んで売られていた赤べこのワンポイント模様が入ったお箸は、丈夫そうな上に赤べこの箸おき付きで娘のキャンプギアになりました。

いろいろ立ち寄り、さあ後は檜枝岐!と車を走り出したら雨が降ってきて、途中やや本降りになり、また雨キャンか?と嫌な予感がしました。南会津は広くて、憩いの家から檜枝岐の道の駅まででも車で 1 時間半かかります。
それが檜枝岐に入って間もなく長いスノーシェッド(雪崩対策のトンネルのようなもの)を過ぎて村の入口に着いたら、あれ?全く雨が降っていないし、空もよく晴れている!なんだかラッキーな気持ちになりました。


自宅から 5 時間 45 分をかけて着いた檜枝岐の道の駅。東北道西那須野塩原 I.C. から塩原温泉以西の急峻な峠を山越えしなくても、宇都宮からの所要時間に差はないかもしれません。
道の駅敷地内にある山人家(やもーどや)で地元のアイスを食べたら、ホントにあと少し移動して、かわばたキャンプ場には 12 時 20 分頃にチェックインしました。

キャンプ場で利用料を払おうとしたら、オーナーの節子さんから「設営してからでイイよ」と言われて、であれば甘えさせて頂いて設営場所を選び、檜枝岐川が近い場所に設営しました。

キャンプ場の左最奥に設営したところ、事前に情報を取ってはいた地面が想像以上の超強敵で、ソリステもエリステもパワー SUS も、小川のハンマーで叩いてもなかなかスタックせず、いくつかは叩いた反動で跳ね返りもして、過去最強の固い地面に心が折れかけました(苦笑)。
こちらの固い地面は、固いゆえに雨上がり後の水はけは抜群に良いそうです。
それと、我が家が設営した場所は大きな砂利の多い、どちらかといえば駐車用に使われているスペースで、「一番固いかもしれない」場所だったようです。

そこでハンマーだけはキャンプ場でお借りしました。
管理棟にはハンマーとペグが無料で貸し出されていました。
それと、噂の五寸釘もペグ代わりとして貸し出されていました。ってか、刺さるなら五寸釘もペグとしてアリだよな・・・と私はマジメに思いました。
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※余談:

トンネル LDX+ のフライの裏地が 2 箇所、剥げていました。。。
前回の雨キャンの後、長梅雨で僅かに晴れた日に水っけのないアスファルトで乾燥させた際に風が強くてフライの前後 2 箇所におもりを乗せた結果、擦れてしまったようです。。
これはそのうち入院だろうなぁ。。
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お盆シーズンの翌週で贅沢に利用させて頂いたフリーサイトは、設営が終われば檜枝岐川が見えるよいロケーションでした。






設営後のお楽しみ、外を眺めながらの一杯。
キャンプ場の水道から出る檜枝岐の冷たい天然水で冷やして飲んだ南会津の地酒は最高でした。





お酒を少し楽しんだ 14 時過ぎ、日本列島を猛暑が襲った週のかわばたキャンプ場(標高 1,000m )はちょうどよい涼しさで、目の前を流れる川からの空気もとても清々しく、場内もよい感じに静か(長閑)で、私とワン吉犬太郎は寝オチしました。
ワン吉が寝オチするキャンプ場は良いキャンプ場と我が家では一つの目安にしていますが(笑)、私も場内の心地よさから早々に眠くなりました。
もう、この時点で最高のキャンプが出来ることを確信しました。
つづく。
Posted by SDI at
22:19
│福島:かわばたキャンプ場