2016年03月13日
浦和レッズ 2-0 アビスパ福岡


土曜日は帰玉しまして、ホーム埼玉スタジアムにアビスパ福岡を迎え撃ちました。


体感気温 5 度以下の寒かった現地は花粉も非常に飛んでいまして、赤城おろしが吹く 12 月の熊谷で天皇杯を戦うことよりも私には辛かった一日でした。
試合は勝ちましたけれども、まあ、3 月のこの時期ですから、内容はこんなものなのでしょうか。。。

今日はピン参戦のつもりが、余計なヤツが一人ゴール裏に付いてきましたし、

試合前のスターティングラインナップ紹介時には画面がフリーズして 2 分くらい紹介に間が空き、スタンドから失笑が漏れる場面もあったりで、
その上キックオフ直後から鼻炎薬が切れまして、手持ちの薬がなく花粉症が重くなった私は声を出してピッチを後押しする力もなく(苦笑)、こんなに花粉を感じたのはスタジアム周辺に杉林の多いカシマ以来だな(×_×)
試合の方は、守備は最終ラインが安定していたので、 2 度あったピンチ以外は安心して見ていられました。この安定感はベルマーレから今季新加入した遠藤が CB に入ったからでしょうか。オリンピック日本代表主将の遠藤、最終ラインのコントロール、ミスの少ない対人プレーと柔らかく素早いパスカット、ふと上がってくる攻撃参加と自陣への戻りの早さ、年齢はまだ若い選手なのに味方になるととても心強い CB だと思いました。
反面、チームの攻撃の組み立ては柏木を起点として前との連係が今ひとつ。パスが合わないもどかしさを感じながら、前半の早いうちに森脇が対角線上に出したロングパスを左サイドの関根がワンタッチで中央にクロス、ゴール前に詰めてきた興梠がノートラップでゴール!
いや~、こういう完璧な先制の仕方は相手チームの気持ちを折る上でイイですな。
先制点の前に同じ形から決定機が生まれていたので、守備的な陣形を採っていたアビスパでも左右に振られることには弱いのか・・・などと思ってしまいました。
この日のアビスパは各選手がスプリントはしていましたが、スタンドに対してあまり気迫は伝わってこなかった感がありました。
その後も後半にかけて忠成が相手マーカーと競りながら無人のゴールに惜しくも外れたシュートや、武藤のシュート、遠藤のヘッドは惜しくもバーの上を僅かに越えるなど、レッズの決定的なシーンは何度もありましたが、追加点は興梠の 1 点のみでした。
追加点のシーンでは右から左にポジションを入れ替えた梅ちゃんからのクロスに忠成が相手マーカーを引き連れてスルー、後ろにいた興梠がうまくトラップして左で振り抜いたエースらしいゴールでした。
その後武藤のゴールはオフサイドを取られて 3 点めは幻になりまして、結局 2-0 で勝利したレッズでした。


気持ちが高ぶるような熱いゲーム内容ではなく、天候も嬉しくない日でしたが、勝てたことは良かったです。今季サンガから新加入の駒井も短いプレー時間ながらキレのあるドリブルで存在感を見せました。

久々に試合後の『We are Diamonds』を皆で歌い、今日のハイライトをオーロラビジョンで見ました。今季のハイライトで流れる音楽は『GO! REDS GO!』ですか。やっぱり GO! REDS GO!はイイなあ~。
スターティングラインナップ紹介時の曲が『Strength of a Thousand Men』に変わってから、「『GO! REDS GO!』の方が気持ちが上がる」という現場サポの声をよく耳にしますが、勝つたびに『GO! REDS GO!』が聴けることは嬉しいです。
ということで、勝ったので、寒さと花粉と 27,946 人の閑散としたスタジアムと発展途上だった(?)チームの連係は、とりあえず忘れて帰路につくことが出来ました。どんな日でも勝つことが出来れば試合後に飲むお酒はまいう~です。
追記:
主審の上田さん、試合を止め過ぎ。
接触プレーのたびに笛を吹くから試合の流れが何度も止まる。いい加減にそろそろ審判の判断基準も考えないと、日本のサッカーは海外のチームに対して強くなれないと苛立ちながら現地で観ていた私でした。
タグ :浦和レッドダイヤモンズ